どんな親御さんもまだ生まれたての赤ちゃんの我が子を手に抱いているとき、どんなものを授けてあげれば、この子が幸せになるだろうかと考えたことがあるでしょう。
人によってそれぞれですが、どんな困難にも打ち勝つ強い心や、他人に対して優しくできる優しさかもしれません。または、美しいものに感動する感受性を育んであげたいと思われたかもしれません、そしてやっぱり世の中をよりよく生き抜いていく知恵でしょ、と思われた方もいるでしょう。
どれも豊かな人生を送るうえで大切な要素になりますね。
そして、それぞれに育み方が違うと思います。
今回のテーマは、最後の知恵というものについて考えてみます。
知恵を授けるというのはいったい何を与えてあげることなのでしょうか。
「幼児はみな天才」の著者石井勲さんによると、知恵とは言葉であると言っています。
なぜなら、言葉はあらゆる思考のもとになるものだからです。
そうですよね。
物事を考える時は必ず言葉を使っていますよね。
そして理解している言葉の数が、多ければ多いほど物事を考える幅が広く、精密になっていきますよね。
たとえば、南国の海の色を見て、エメラルドグリーンの海だと思うか、青だと思うか。
知っている言葉が多ければ表現も緻密になってきますよね。
だから、大学の研究論文や、博識の人が書いた本は難しい言葉をたくさん使って筆者の言いたいことを表現しているんですよね。難しい言葉の意味を理解していて、ここ!という場所で使いこなすことで、絶妙な文章になっているんですね。
そして、そういう本を好んで読むのは一般人ではなく、大会社の幹部など社会的地位の高い人などなんですね。
一般には知られていない知識を知ることで、また飛躍もできますし、その地位を我がものにできるんですね。
では、言葉を鍛えるとはいつから、またどのようにすればいいのか。
と疑問に思われるでしょう。
それをシリーズでお話したいと思います。
前フリが長くなりましたが、豊富な言葉を知ることの重要性をより理解した上で続きを読んでもらいたいからです。
明日はでは一体何才から始めればいいのかについてです。
