つきだすと止まらない。
嘘を消すのも、嘘となる。
だから、つかない方が良い。
「心学」より
嘘
嘘は心の生き物で生滅したり繁殖したりする。
心の中で発生した嘘は口外に出た途端に、自ら成長し始める。
他人の力を得れば更に嘘は成長し、より強固な嘘に変化する。
この成長を止めるのも自分の心である。
心に仁徳の薬を蒔き、悪しき嘘を消滅させる。
仁徳の一つが「自らの反省」である。
反省と消毒をしない限り再発する可能性はある。
それも慢性化してしまえば再発の頻度は上がる。
その為にも小さい嘘の内に消すこと。
嘘を嘘で飾らないことが「徳」。
人間、誰しも嘘はつくこともある。
でも、嘘を消すのも心の徳行と仁徳。
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