修徳が全く足りていません。
「心学」より
乱す
如何なる人間も心乱れる時はある。
修徳を心掛けている人間は、
...乱れる心を安定した状態に戻し易いが、
修徳や修仁を心掛けない人間は、
乱れた状態が続き、いつまでも心が落ち着かない。
水面に投げた石によって、そこに波紋が起きるが、
しばらく経てば大小の波紋は治まる。
しかし、そこに再度石を投げるのは自分自身。
落ち着いた水面を乱す「心の石」。
誰でもある「乱す石」、それを投げるのは自分の心。
たとえ他人が投げても、しばらく経てば治まる。
自分が投げない限りは、自分の水面は乱れない。
投げていないつもりが、実は自分自身が投げている。
修徳は自分を観る力を養うことが出来る人生の仁徳。
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