回り回るもの。
「心学」より
施し
人間、他人に対して多くの施しがある。
金銭、日用品、食料などなど。
...施しは見返りを期待することなく、無欲で施す。
たとえ、金銭や物がなくとも、言葉や笑顔の施しがある。
誰でも、誰にでも出来る施しは無形。
有形も大事であるが、無形は更に大事。
日々、自分自身が行う施しを考える心の余裕。
反対に自分が受けている施しも考える心の余裕。
もしかして、他人からの施しが多いかもしれない。
心に生まれる施しは、心に仁徳がなければならない。
施しはまた自分自身にも返って来る。
見返りを期待せずとも、自分に返る施行。
与えれば返る、いただいたら返す。
この「円の法則」こそが仁徳の原点でもある。