しがらみのない、「新勢力」。 | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

問う、地方政治、


「神戸市議会、兵庫県議会に活を入れさせてください」

 22日夕、神戸・元町。統一地方選に初めて挑む維新の代表、江田憲司がマイクを握りしめて声を張った。2週間前には最高顧問の橋下徹も同じ場所に立った。告示前から相次ぐ「党の顔」の来援。それは、牙城・大阪に隣接する兵庫での勢力拡大を虎視眈々(たんたん)と狙う姿勢の表れといえる。

 2013年夏の参院選兵庫選挙区では、民主から議席を奪取。昨年末の衆院選でも、神戸市東部の兵庫1区で小選挙区を制した。比例票は県内で自民に次ぐ約54万票。年明けの県議補選西宮市選挙区(欠員2)でも公認した新人が当選するなど、兵庫で一定の勢いを維持し続けている。

 統一選では県議選11人、神戸市議選10人を含め、県内で一気に32人の擁立を決めた。ただ、そのうち24人は新人。個々の知名度不足は否めず、頼みはやはり、「橋下」の人気だ。

 大阪では5月の住民投票を前に、都構想をめぐる論争も激化する。「何かあったら、ころっと潮目が変わる」。党県総支部の役員は、移ろいがちな民意に目を凝らす。

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 同じく初の統一選となる地域政党「神戸志民党 」。県議選、神戸市議選に計15人の公認を発表していたが、告示まで1カ月を切った今月7日、党首が突如、自身の県議選立候補を宣言した。

 この党首は09、13年の神戸市長選で惜敗。今後の市長選挑戦に影響しかねないが、自らの参戦で党全体の底上げを図る戦略にかじを切った。背景には維新と同様、立候補予定者の大半が新人で知名度が低い、という課題がある。

 街頭では「県議会でも市議会でも自民、民主、公明はなれあい与党」「身を切る改革を訴える維新も市議の報酬アップに賛成した」と全方位に批判の矛先を向け、独自色の発揮に活路を求める。

 過去2度の市長選で善戦した実績は生きるのか。党幹部は「首長選と議員選は違う」と認めつつ、「これで党の存在を認識してもらいやすくなるだろう」と力を込めた。

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 一方、“既成政党”が抱える事情はさまざまだ。

 昨年末の衆院選で圧勝し、国政で「1強」の状況が続く自民。県議選(定数87)でも公認・推薦候補者での過半数獲得が最大の目標となるが、県連幹部は「(自民会派の多くの県議に判明した)政務活動費の不適切な支出問題がどう影響するだろうか」と不安を口にする。

 党勢回復の兆しが見えない民主は県議選の公認、推薦を前回の32人から18人に絞り、守りの選挙戦。地方議員のネットワークが国政選挙にも直結する公明は、維新などが対立候補を擁立する県議選7選挙区を「重点区」と定め、組織引き締めを急ぐ。

 共産は全国で議席を2倍以上に増やした昨年の衆院選の余勢を駆り、県内統一選の公認を前回から4人増の62人に。県選出の国会議員を失って久しい社民、新社会は存在意義にも関わる戦いとなる。

 新たな勢力の参入は構図をどう変えるのか-。それについては、いずれもまだ測りかねている。(敬称略)

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 統一地方選前半の県議選、神戸市議選が来月3日に告示される。後半の3市長選と11市町議選も間近に迫る。地方政治のあり方を問う連載の第3部は、熱を帯びる前哨戦の現場を追う。

 以上、神戸新聞より。


 神戸志民党党首、かしのたかひとが県議選(須磨区)に立候補表明したために、名前が掲示されないのですが・・・神戸志民党が今回の統一地方選挙の台風の目となり、脅威となることは必至です。

 いよいよ、明日告示前最後の統一行動 3月28日(土)12:00~大丸神戸店元町玄関前にて、「神戸志民党第三弾街頭演説会」です。  神戸志民党、市政担当11名、県政担当5名一同勢揃いの告示前最後の合同街宣活動です。

『合同街宣、決起式、出陣式のお知らせ。』⇒ http://t.co/uhetc5ujeo
http://www.kobe-shimin.jp/