神戸空港と空港島。 | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

 昨日の神戸市会予算特別委員会のみなと総局審査での15分(二人会派故)の質疑です。


 1神戸空港の調査検討業務(コンセッション)について

神戸空港のコンセッションの準備経費として、平成27年度当初予算に2億円が計上されている。先日の本会議でも当会派から確認させてもらったが、なぜ2億円なのか、その積算根拠、内訳について、あらためてみなと総局の考え方を確認したい。

1・空港施設の更新計画の作成

2・市で実施している空港事業及び神戸空港ターミナル株式会社の事業に係る情報の整理、事業・財務・法務に関するデューでリジェンス(注意義務・努力)

3・本事業に係る事業範囲、事業スキームの検討

4・運営権者及び市の財務シミレーション

5・要求水準書、インフォメーションパッケージなど運営権者に提供する資料の作成・助言

6・PFI法に基づく実施方針の作成等に必要な資料の作成

7・その他、調査検討業務に必要な事項

とあるが・・・それぞれの項目の内訳はあるか?

見積もりというものは、そもそも項目ごとの積み上げである筈。


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今回のコンセッションは事例として仙台空港があるが、その規模感をもって設定した。


 では、コンペではどのような業者で、どのようなスキームで審査されるのか?

2億円という先出し金額があれば、2億円でできる業者、1億5千万円で出してくる業者も様々だろうが。

また、外部のコンサル等を活用するとのことだが、具体的にどのような事業者を想定し、どのような基準で選定するのか、コンセッション準備にかかる全体のスキームについて伺いたい。

 
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相当な項目でチェックしていくが、金額もその項目のひとつ。

金額ありきではない。選定基準は検討中。





2空港島の土地売却の促進について



3空港一体運用という方向で神戸空港の利活用が図られることにより、空港島の土地はポテンシャルを持ち用地売却も進む、という考え方もあるが、あわせて売るために今できる努力もすべきである。

今は寂しい印象の空港島であるが、パームツゥリー等の植栽等周辺環境整備を行うことで、土地の魅力が増し、売却促進に繋がっていくものと考えるがどうか。


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滑走路周辺、西緑地、ターミナル東等々の整備を進めている。

また航空機産業の集積として様々な企業が集まってきていていただいており、その強みは大いにある。

 期間限定とはいえ、空地価格27万/㎡を、半額の13.5万/㎡にして売り出しているが、今後の見通しは?

 

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 (空地があるということは、可能性があるということ)常々、「売り急ぐな」と指示している。
 
神戸に必要な企業に来ていただいたら良いと思う。


また、コンセッションに向けて、その価値を計る「ネーミングライツ」の検討、価格見積もりができないか?
 ノエビアスタジアムで年間、6500万円、ほっともっとフィールドで3500万円と相当な使用料収入があるが、空港でのネーミングライツ導入という発想はないか?


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 それもこれも含めて、コンセッションに委ねる。



 今日は、危機管理室審査です。


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