まちの姿と。 | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

 条例案の打ち合わせに行く途中、かつて会長まで務めた「元町穴門(あなもん)商店街」を通ってみました。



 JR阪神元町駅東口南すぐの好立地の商店街。

 昔はJRの路線が土手になっており、南北を行き来する為に穴を開け門を造ったので、「穴門」です。

 鯉川がまだ暗渠ではなく実際に川だったころ、阪神大水害が起こり反乱。

 その後、都市計画で鯉川筋(穴門筋の一本東)が整備され、穴門筋は置いてきぼりとなっています。

 現状が・・・上の写真の通り、駅前の超好立地にも関わらず、電柱はむき出し、電線は無茶苦茶に張り巡らされています。
 まちづくりへの情熱は地元民からは多く寄せられ、大石が副会長だったころ(平成9年)から、「インフィオラータこうべ元町あなもん」を始めてもいました。

 

 議会に入った時にも、この問題を再認知させて、少しでも前に動かそうと努力をしましたが、未だ・・・変わらないままです。


 かつての質疑 ↓
http://ameblo.jp/lovekobe0814/entry-11491489214.html

大石:
 私は一環して都市計画の要綱の網掛けの問題について指摘させていただいているが、都市計画の網に漏れた地区である中央区の問題についてである。
 景観やまちのデザインにかかる事業は、神戸市の事業としても大きな役割が期待されており、神戸市ではデザイン都市推進室を設け、神戸2015ビジョンにも重点施策として「魅力あるまちなみや景観づくり」を取り上げられている。
 例えば電線の地中化は、神戸2015ビジョンにおいても「デザイン都市神戸にふさわしいまちの景観向上に寄与し、安全で快適な道路空間を確保するため、市民・事業者等との合意形成を図りながら道路の無電柱化を推進する。」と書かれている。この主旨に立って建設局が取り組まれ、都心部を中心に整備が進められているところであり、ぜひ今後も大いに期待しているところである。
 ところが、そもそもの都市計画の網掛けに漏れてしまったところはどうなるのかという話しである。JR元町駅南側、大丸前のいわゆる鯉川筋においては、この無電柱化が実施されているのに対して、たった一本西側の通り、通称「穴門筋」と呼ばれる通りではジャングルのように電線が頭上を行き交う有様で、ルミナリエは元町駅から下りることになっており、神戸の玄関口としてはふさわしくないと思っている。
やはり網掛けがすべてなのか。2015ビジョンには書かれていないが、今後こういった地区についての予算どりや、まちの声を聞
いていく仕組み等についてどう取り組みをされるのか教えていただきたい。


都市計画総局:
 基本的には、地元からの問いかけや、先ほどの都市計画道路の見直しといったような我々から課題がないかという問いかけに合わせて、地元がやりたいと言ったところについては、積極的に地元と話をしながら、まちづくり協議会を作って色々な取り組みをしてきているのが実状であり、それなりの取り組みをしてきていると思う。
 例えば、穴門商店街について、我々が支援させていただいているところとしては「みなと元町タウン協議会」というみなと元町全体が入る協議会がある。ここは活動も古く、我々はこれまでもコンサルタント派遣やまちづくり活動助成をさせていただいている。定例的な会議には我々も出席し、地元の課題について意見を聞きながら課題解決に向けて情報交換をしている。

 都市計画総局だけで解決できない問題については関係部局と話をするなどして一体となって取り組みをしている。これからもそういった機会があればぜひ教えていただき、我々としても支援をしていきたい。

大石:
 地元の意見とおっしゃったが、整備された鯉川筋には、そもそも組織がない。商店街もなければ自治会もない。それにも関わらずきれいになっているのは、神戸市当時の都市計画局のアーバンデザイン室の方々が絵を描いて都市計画にはめたからではないか。

都市計画総局:
 鯉川筋がどうであったかについては正確な答弁ができないが、道路整備は色々なやり方で進めてきている。無電柱化については5ヵ年計画を作って主な幹線道路や都心の中で取り組んできている。都市計画がかかったか、かかってないかというよりはそういった事業をどこでやるかといった意思決定の結果である。鯉川筋に関わっていたかどうかは細かく承知していない。

大石:
 これは1つの例にすぎないが、あえて詳しく知っている立場から申し上げると、地元は声を非常に大きくあげている。平成9年からまちづくり推進課がインフィオラータをやってきた。そういう意味では、まちづくり推進課と当時の都市計画局がいっしょになってまちづくりをしてきたはずである。みなと元町タウン協議会や元町東地域協議会があり、いっしょになって絵を描いてきた。なのに、ここのまちについては網掛けにはまっていないだけで悲惨な状態になっている。実は鯉川筋は昔本当の川であったが、阪神大水害で暗渠になり、新しいまちを神戸市が作っていき、穴門は追いやられていったという歴史がある。駅からまっすぐ降りていった通りであり、元町の玄関口でもある。
 三宮の駅前再開発に非常に力を入れておられる。同時に元町一丁目の交差点辺りでも社会実験を行われようとしている。ここも実は元町通り一丁目である。そういった網掛けにもれたところのケア、そして神戸の玄関口としてふさわしいまちづくりを強く求める。網掛けに漏れた地区について、再度の予算どり、2015ビジョン以降の都市計画について局長のビジョンを教えてほしい。

都市計画総局:
 都市計画の網に漏れたという言葉の意味が理解できない側面もあるが、みなと元町タウン協議会のエリアでもありその中の組織でも色々考えがあって、地元からの要望もあるということであるので、我々としては地元の要望を聞きながら課題解決に向けてどういった手法がとれるのか一緒になって考えさせてもらったらどうかと思う
 無電柱化については建設局の予算であり、無電柱化はどちらかというと震災以降、幹線道路での災害対応として大きく取り上げてきた側面もある。今それについてはできるのかどうか判断できないが、いずれにしても地元の要望については都市計画総局として真摯に受け止め、どんな手法があるのか一緒になって考えながら進めていきたい。

以上

 大石は、この答弁に出てくる、みなと元町タウン協議会の元理事、元町東地域協議会企画副委員長、そして元町穴門商店街前会長でした。
 これからも、経験を基にした、未来の「神戸づくり」について、提言・提案をして参ります。


 今日は党大会、何とぞよろしくお願いいたします。


 http://ameblo.jp/lovekobe0814/entry-11962393304.html





ペタしてね