昨日で9月議会が終了しました。
また、外郭団体に関する特別委員会と常任委員会が再開されます。
が、昨日の民主こうべの平木議員の「三宮の客引き行為について」の質疑で、やはり「動向を見て」とか、「県との調整も」で終わり、明確な姿勢がありませんでした。
大阪市では課金制度も始まり、国際観光都市神戸こそが、この問題に早期に取り組まないといけないと思います。
神戸ルミナリエも然り、クリスマス、年末年始にかけて、客引き合戦も激化するでしょう。
「神戸市として」。さて。
http://ameblo.jp/lovekobe0814/entry-11932808177.html
10月2日の大石のブログを再掲します。
以下 ↓
昨日の神戸市会決算特別委員会第三分科会の危機管理室質疑で、大石は市民の方からも投書のあった、「三宮駅北側の悪質な客引き行為への取り締まりについて」です。
<観光拠点・都心での悪質な客引き行為について>
昨年の9月の本会議で平木議員が、矢田前市長に質疑し、「地域の方との連携で検討していく」旨の答弁をされたが、昨今でも多くの市民や観光客の方々からの要望や苦情をお聞きするので、当局に質問する。
都心、とりわけ三宮駅北側の飲食店が並ぶテナントビル街の夜の治安悪化について。
客引き専門の業者が流入し、成果報酬型の勧誘で非常に強引な例も見られる。また深夜に近づくにつれ、ガールズバーなどの自店の客引きも派手な衣装をまとっての客引きが登場する。
大阪市、東京都内各区ではこういった事象を防ぐために独自の条例を作り、市民や観光客の安心安全を守っていきているが、神戸市でもなんらかの対抗策、条例化の考えはないのか?
兵庫県で制定している、「迷惑行為防止条例」では対応できない事象が多く、またエリアの特定も含め、条例化も必要かと考えるが、見解を伺う。
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危機管理室
ガールズバーは飲食店の形態に含まれることから、新宿区等と同様の条例の制定は、ガールズバー以外の飲食店、居酒屋やカラオケ店等も対象となる。このため条例の制定は商店街関係者や地元住民等の関係者全体での十分な意見のまとまりが必要になると考えている。
三宮の客引き対策に関しては、中央区役所が毎月1回(第2金曜日)、地域の方(三宮北部地域の安全・安心なまち推進協議会 会長・久野茂樹)と一緒に、チラシ配りをするキャンペーンを行っている。さらに、年4回、各季節で地域、県警、行政で大規模キャンペーンを行って啓発を行っている。
7月28日に行った大規模キャンペーンでは、20時から110人体制で啓発を行った。その際、県警は実際に客引きしている女性従業員たちへの職務質問も行った。現時点では、引き続きこういった活動を地域、県警と連携しながら継続し、排除に向けた機運を高めていくことが重要と考えている。
大石
大阪市は今年6月に施行、奇しくも今日10月1日から50,000円の罰金の課金施行となっている。
他都市の良い例は踏襲して、新しいステージに向かって進んでいく神戸として、新たな指針を危機管理室は持てないか?
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危機管理室
他都市も条例化されたりしているが、いたちごっこでもある。
基本、大事なのは地域住民の方々と一緒になって行動していくこと。
大石
神戸市として、危機管理室としての指針を出してから、地域住民を巻き込んでいくことも大事。
ハード面の整備だけが先行して、ソフトの面はそのままでは、神戸の魅力に欠ける。
条例化も見据えて、危機管理室が旗振り役になってくれることを要望する。
以上 15分終了。
少し時間を掛けて、取り組んでいきたと思いますが・・・この問題は、兵庫県警察本部か、生田警察か、神戸市市民参画推進局か、中央区役所まちづくり推進課か、はたまた地域住民か…誰が一体主体となって、「旗を振って」いくのか?
神戸市危機管理室ではないでしょうか?
「輝ける、未来創造都市」に向けて。
大阪では。
http://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201410/0007452665.shtml
大阪市は27日、繁華街に「客引き禁止区域」を指定し、中止命令に従わずに客引き行為をした場合、過料を徴収する制度の運用を始めた。居酒屋やカラオケ店を含め、業種を問わず罰則対象とするのは全国でも珍しい。
梅田周辺の「キタ」と道頓堀周辺の「ミナミ」で、店先1メートルの範囲を超えて通行人に個別に声を掛けて店に誘い込む客引きや店で働く人をスカウトする行為と、これらの目的でたむろすることが禁止される。不特定多数の人への呼び掛けやチラシ配布は認められる。
市は規制により、住民や観光客が安心して歩ける繁華街を目指す。