昨日の、神戸市会外郭団体に関する特別委員会、住宅都市局管轄外郭団体の5団体の内、まずは「一般財団法人すまいまちづくり公社 」の審査について。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/municipal/giann_etc/H26/img/gaitoku260908-1.pdf
当該法人は、昭和38年に神戸市都市整備公社として設立されました。
その後、法制度の改正に伴って、その事業の一部を、昭和40年に新たに設立された神戸市住宅供給公社へ、昭和48年には同じく神戸市土地開発公社へと移管する一方、平成8年に神戸都市振興株式会社、平成12年に財団法人神戸市下水道公社、平成20年に社団法人神戸国際カントリー倶楽部など、解散となった神戸市の外郭団体の事業の一部を継承してきています。
http://www.kobe-sumai-machi.or.jp/
このような取り組みを行うなかで、このたび、当該公社から分離独立した神戸市住宅供給公社と神戸市土地開発公社の解散に伴う事業の一部継承を平成24年度に行ったのを機に、平成25年1月に名称を「一般財団法人神戸すまいまちづくり公社(英語名:Kobe Housing & Urban Development Corporation)」に変更しています。
事業の内容は、バラエティーに富んでいて、
すまいまちづくり事業 | すまいの安心支援センター(すまいるネット)、こうべまちづくり会館、防火の防災関連講習の開催等 |
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インフラ整備支援・ 東日本震災関連事業 |
海外展開を志向する地元企業への水・インフラ整備に関するコンサルティング 東日本大震災の被災地でのインフラ整備支援等 |
賃貸住宅関連事業 | 特定優良住宅(とくゆうちん)などの賃貸住宅の管理・運営等 |
公益施設などの整備事業 | 公益施設の建設、設計・工事監理などの技術支援等 |
公益施設などの管理事業 | 神戸国際ビジネスセンター(KIBC)、神戸インキュベーションオフィス(KIO)、神戸留学生会館、神戸ハイテクイースト工業団地の運営等 |
再開発ビル管理・賃貸事業 | 三宮駅東地区のサンパル、新長田駅前のジョイプラザ等の再開発ビルの管理・運営等 |
観光レクリエーション 施設関連事業 |
六甲有馬ロープウェー、摩耶ケーブル・摩耶ロープウェーの管理運営 北神戸ゴルフ場、西神戸ゴルフ場、しあわせの村のすずらんコースの運営 |
駐車場施設関連事業 | 三宮中央通り駐車場等公営駐車場の管理。臨時(月極・時間貸)駐車場の管理・運営等 |
その他 | 地図等頒布・賃貸土地管理事業・あっせん事業
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とあります。
過去の負債、精算については、議会も承認してきましたので、今回の委員会で言及することはありませんでしたが、大石は当該事業の中の「学校建設業務」について疑問を頂いたので、質問をしました。
神戸市教育委員会からの依頼を受け、井吹の丘小学校(新築)、葺合高校(改築)等の昨年度実績により、3億9700万円の収益を計上なるも、仕入れも同額、収支差額は0円と、「スルー」なわけです。
これは事業ではなく、監理業務では?
→
完全にスルーではなく、わずかではあるが事務費をいただいておる。
市、教育委員会からの依頼を受けて受注しており、様々なノウハウを持つ当公社に任務を任された。
との事。
ただでさえ、重荷を背負っての再スタートでもあり、定款にも「学校建設」を請け負わないといけないとは明記していないが、なぜ市が直轄で受けないのか?
→
補正予算の関係で発注作業は多くなり、当該公社にも(!)仕事を請け負っていただくことになった。
今年度もそうなるが、緊急措置として対応せざるを得ない。
との事。
外郭団体だからこそできる、「スルー」の作業は理解できないでもないが、多くの人員をリストラしていって、負担をかけていくよりは、直轄でできるものは直轄ですべき。
それが「住宅都市局」としてのマネジメントだ。
外郭団体の使い方、あり方を再認識していただくべく、提案しました。
平成26年度事業概要は以下⇊
http://www.city.kobe.lg.jp/information/municipal/giann_etc/H26/img/gaitoku260908-1.pdf
神戸市会議員
大石よしのり(大石欣則)
http://
oishi@kashino.net
facebook公式ページ
http://www.facebook.com/oishikobe
神戸志民党
http://www.kobe-shimin.jp/
神戸志民党市会議員団
https://www.facebook.com/kobeambitiouspartyassembly