昨日、神戸市会外郭団体審査の「シューズプラザ」を擁する、くつのまちながた神戸株式会社
の審査がありました。
阪神淡路大震災後の平成１１年に設立されましたが、そもそも・・・業界団体、地場産業団体で、神戸市が資本（７億円、14,000株所有）を出してまでしている団体はない。
神戸洋家具の本拠地、団地協同組合神戸木工センターでさえも、団地建設等々の際には国や県の補助金が投入されたが、資本としては無い。
当該、会社はケミカルシューズ業界の発展振興の為、またシンボルとなる「シューズプラザ」運営の為に設立されているが、すでに累積赤字は、２３００万円。
残す、変える、無くす…あらゆる選択肢がありますが、「当面は新たな事業＜神戸シューズ＞ブランド、大手百貨店との企画＜reset reset＞に希望を見出しており、また赤字額も対して大きくはない（？！）ので、頑張って存続させる」との事です。
日本ケミカルシューズ工業組合直営にするか、公益法人化するか・・・存続を諦めるか？
どこに舵を切っていくんでしょう？
最後に・・・
佐藤一郎産業振興局局長、「今期は新たな活路も見出したので、２～３年で様子を見て」と回答。
国内生産も減少してきており、「くつのまちながた」、「日本のケミカルシューズ」としての情報発信と付加価値創出に期待するわけです。
基本、これ以上は特定の業界団体に加担する必要はなく、洋家具や洋服、清酒も・・・自力で活路をみいだされている訳ですから。
１０年ほど前に６７団体あった外郭団体が、３３まで減って（統合や倒産も含め）ます。
次の解散予定の中の１社であることは、間違いなさそうですが・・・ある限りは、しっかり活動して、価値を挙げて欲しい、使命を全うしてほしいと思います。
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