一昨日、神戸市会産業港湾委員会の新メンバーによる第一回の常任委員会と半日行政視察がありました。
みなと総局と産業振興局を審査しますが、とりわけ産業振興局には、元商店街理事長、地場産業青年会長、都心商業青年協議会会長といった経験があるので、大いに突っ込み、また要望をだしていきたいと思います。
第一回なので年度の事業概要の説明でしたが、みなと総局には、先週の仙台からの訪問の際にみた、神戸港震災メモリアルパークの雑草具合について指摘、また中突堤旅客ターミナルの活性化について質問しました。
なぜ、このような雑草が生えたままで、手入れされない?
多くの修学旅行生や観光客が来られる。恥ずかしい。
市職員の震災への気持ちも風化していないか?
→ 風化はしていない。
年に数回、清掃しているが、今後は回数を増やす。
中突堤旅客ターミナルも大型客船が来たら賑わうが、普段は閑散としている。
民間のレストランは奮闘されているが、駐車サービスもリンクされていない。
なぜだ?
→ 普段、メリケンパークではイベントを行っている。
駐車サービスについては調べる。
その後、みなと総局管轄(山を切り開き、海へ埋め立てた事業は、みなと総局が受け持つ)の神戸市西区山間部の神戸テクノ・ロジスティックパークと、産業振興局管轄の神戸市立農業公園へ。
6つの住宅団地を含む周辺に35万人が居住されるエリア。
震災で廃業も検討された、有限会社高田工業所さん。
被災業者の暫定向上「ひょうごものづくり工場」にて力を蓄えられ、一念発起して、ここテクノ・ロジスティックパークへ。
新幹線等のシム、ワッシャー、ライナー、パッキンの製造加工で、まさにオンリーワンな事業。
事業再建のお手伝いをさせていただいた、良い事例です。
川崎重工業等、神戸市内の巨大メーカーの下請けとして奮闘されています。
そして、神戸市立農業公園へ。
昭和59年開園の日本初の農業公園でしたが、景気の低迷やワインブームの沈下により、年間の来園者はピーク時の平成3年の62万人から現在は1/3の20万人へ。
一口2万円のワインオーナー制度は、330人のオーナーが。
収穫後、ワインを贈呈される。
作りすぎたワインの在庫処理(300万本)に奮闘した昨今、ようやく97万本へと在庫適正化を図ることができたが、そもそも契約農家との全量買い取りが問題でした。
現在は契約農家も5法人60人となり、また生産調整も行われ、在庫と販売の均衡を保っている(民間業者なら当たり前なのですが)。
空地(芝生広場)を県の特別支援学校に無償で貸与する(平成29年開校)取り組みは評価ですが、無償はいただけない(-_-;)
ワイン事業をやめる勇気も、決断も必要。
ワイン城の活性化も、民間への売却も視野に入れて、一年間しっかりと審査していきます。
大寺まりこ委員長と。
神戸市会議員
大石よしのり(大石欣則)
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