離党と退団のお知らせ。 | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

本日付けで、「新世代こうべ(旧みんなの党神戸市会議員団)」を退団しました。


 その決断については、昨夏から悶々としたものを抱えていました。

 今回の決断については、みんなの党渡辺よしみ代表の個人問題に起因するものではなく、昨年末の分派行動(結の党)があった際に、代表の意向・指名により、県下の議員のまとめ役となったことからも推察いただければと思います。



 私自身の政治の原点は、前々回の神戸市長選挙(2009年)です。



 2009年の6月5日、当時IMJ代表取締役社長だった、神戸市須磨区出身の樫野孝人(かしのたかひと) 氏に初めて会いました。

 彼は神戸市須磨区出身、株式会社リクルート出身であり、その先輩だった人物の紹介による出会いでしたが、その年の秋に行われる「神戸市長選挙に挑む決意をして、東京から帰神した」と、地元商業、企業のネットワークを多く持つ私の「力を借りたい」との事でした。
 細い体に似合わない、熱い闘志と熱意、情熱を感じ、神戸の将来像を何度も何度も語り合い、市長選挙チームの中心、選対本部に参入する決意をしました。

 

2009年の樫野孝人選対本部は、東京チームと神戸の地方議員やボランティアの方々のハイブリッド。

 暗中模索の選挙戦でもありましたが、現職だった矢田市長に8,000票弱差まで迫るも、神戸市長選挙史上空前の惜敗。

 すぐさま、神戸市活性化の為の「神戸リメイクプロジェクト(代表:樫野孝人氏)」を正式に立ち上げ、2009年12月にその副代表に就任しました。

 2011年の統一地方選に多くの候補を擁立すべく、政治塾も開催しながら研鑽を積んできました。

 2009年の選挙の際も、樫野孝人氏自身は「無所属新人」で闘っていますが、同年夏に設立された「みんなの党」の応援をもらい、渡辺よしみ代表の二度の来神による応援演説もありました。その縁もあり、神戸にみんなの党の拠点となるべく、みんなの党神戸市会議員団が誕生(当時団長:山下まさたけ氏・故人)しました。

 

2010年晩秋、みんなの党神戸市会議員団より、すでに「東灘区」で立候補準備(神戸リメイクプロジェクト推薦・無所属、かしのたかひと代表との二連ポスター掲示)をしていた私に白羽の矢が立ちました(神戸リメイクプロジェクトは、「その他の政治団体」ですが、すでに「地域政党」の機能と潜在能力を備えていました)。


「現在、東灘区では公認候補(元神戸市会議員 藤川たいすけ氏・過去の詐欺事件で逮捕、辞職)は決定しているが、あなたはみんなの党らしい民間企業出身の候補なので、候補が決定していない須磨区で出てくれないか?あなたは、東灘区を変えたいのか、それとも神戸市を変えたいのか、どちらですか?」との問いに、私は「政治活動の原点は、神戸市長選です。神戸市を変えたい」と即答しました。

 私は、既に東灘区で活動していたため、ご支援を頂いた方々へのご挨拶、お詫び行脚の後、2010年12月に、須磨区に事務所を開設。

 4ケ月間、駅立ちを続け、「みんなの党」、「大石よしのり」の政策チラシの配布、演説を続け、2011年4月の統一地方選で、4,582票を頂戴して、当選させていただきました。



 


2011年6月(神戸市は震災特例で、選挙は4月ですが、着任は6月)、みんなの党神戸市会議員団の8名で新たな活動が始まりました。



 

我々の存在価値は、二元代表制の下、現職市長と向き合って、是是非非で審査審議、追及していくべく、またシガラミがないからこそできる、提言提案をと、政治スタンスを構築してきました。

 その象徴が、就任一年の私が市議団「団長」となり、「闘う集団」と化したことです。

 *2012年の6月に、議員報酬20%、議員定数25%削減の議員条例提案を議会に提出。他会派の賛同を得ることなく、見事に否決で玉砕。

 *その後、石丸せいいち(垂水区選出・現自民党神戸議員団所属)議員が退団。

 *翌年の副市長人事(「矢田市長が、第三の副市長に民間人を」の公言を反故にして)、久元氏(現神戸市長)を、総務省から引っ張ってきたことに対する、唯一の反対討論をしたこと。

*2013年6月、議員団所属の藤川たいすけ議員が、過去の詐欺事件により、逮捕・辞職。

団長を高山こういち議員に交代。
*その直後に、河南忠一(中央区選出・現自由民主党神戸市会議員団所属)が退団。

 と、激動の会派運営をしてしまいました。


そして、2013年10月の神戸市長選挙には、無所属無党派の「かしのたかひと」候補の応援に対して、「みんなの党神戸市会議員団」は、議員団で賛否が分かれたため、勝手連で応援することに決定。

 私自身は、政治活動の原点である由、当然の事ながら選対本部に参画。

 応援していた議員の中で、最終的に事務局長となった、兵庫県会議員の三戸氏は、民主党を離党、ベテラン議員の平野章三神戸市会議員は、自民党を離党(除名)して応援する中、私だけがみんなの党の党籍を持ったまま応援することになりました。





 ここがひとつの決断時期でした。

 そして、またしても惜敗(5,600票差)。

 巨大組織と闘った市民運動も・・・やはり勝てず、次なるステージを新たに独自に創っていくことを、余儀なくされました。



 そんな最中、みんなの党の分裂問題が浮上。

 党首の渡辺よしみ代表と、当時幹事長だった江田けんじ氏の確執が、ついに「結の党」結党と言う分裂を引き起こしてしまいました。

 まず自らは、「結の党には、行かない」メッセージを発信し続けたのみに留まり、県下選出議員らで協議を繰り返していました。

 協議の途中で、みんなの党神戸市会議員団所属の上原みなみ議員(北区選出・現無所属)が突如「離党」。しかし、神戸市会での発言力を保つ交渉会派を維持するには、5人以上の所属議員が必要なため、会派名の変更することにより、上原議員の所属を認め、「新世代こうべ」が誕生しました。個人的には誠に遺憾な措置でした。

 

 その後も5人で活動を続けていましたが、
*会派が、何となく「与党寄り」になっていること
*「是是非非」と言いながら、会派としては、予算等にも賛成してしまったこと
*そして先の市長選挙では、一丸となって樫野孝人候補を応援できなかったこと
*今回の第三の副市長人事に賛成したこと
 などを理由に、去る3月18日の議員総会で退団を表明し、24日付けでみんなの党へ離党届を提出いたしました。
 そして、26日付けの議員総会で承認を得、本日付けで会派を出て、「無所属になる」ことを決意いたしました。

 

今後は、筋の通った是是非非の審査審議、会派の縛りの無い自分自身の政策とスタンスを実現させていきたいと思っています。
 

諸般事情をお察しの上、変わらぬご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願いいたします。



平成26年3月31日

神戸市会議員 大石よしのり





 拙ブログのヘッダーのデザインの関係で、「みんなの党」のままですが、可及的速やかに変更します。ご了承くださいませ。




神戸は、きっともっとずっと素敵になるメラメラ

神戸市会議員
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