昨日、神戸市会文教こども委員会が開催されました。
当該委員会は、市民参画推進局、こども家庭局、そして教育委員会を審査します。
その中でも多くの外郭団体や市有の施設の管理も所管しますが、市有の施設に関しては、近年、指定管理制度(民間企業に委託)が実施されています。
民間ならではのノウハウとアイディアを取り込むことで、市の施設の活性化と市民サービスの向上を図ります。 もちろん、殆どが複数の業者による、提案コンペで選定されます。
今回、すでに新聞記事
になってはいますが・・・神戸市教育委員会の所管する、神戸市立青少年科学館の指定管理業者「大阪ガスビジネスクリエイト・大阪ガスコミュニティライフ共同事業体」による、指定管理料の精算ミス(あってはならない)が露呈しました。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201311/0006535748.shtml
しかも、教育委員会がチェック機能を有せずに、過去7年に亘って、遡及しなおし、再精算させるもの。
当該施設の修繕費の誤精算、7年間で112件、約333万円が市に対し、精算(市に返金を要する)義務を負ったとのこと。
原因は・・・チェックの習慣、というかそれ以前の非常にバカバカしい習慣。
業者は見積書に対して、市に申請をし・・・市が履行認可をする。
実際には値引き等々で差額が出た場合も、見積書のままで通ってしまっている。
しかも、過去7年間で見積書での決済はおりたものの、実際には修繕工事が行われていない事例も10件・・・驚愕の事実。
これに対し、教育委員会は疑義を申し立てるというよりは、市民、議会への陳謝のみ。
遡及して精算させる差額に遅延利息を加算して精算は終わる。
また来期(来年4月)からの指定管理も勝ち取っていた当該業者への指定管理取り消し(来年3月末日までは、そのまま)措置。
こういった、市民の税金の軽視、議会のチェック機能を逃れる習慣を、ぜひとも早急に善処しないといけない。
大石の質問で、「支払金額の確認を行うなどチェック体制を強化し、再発防止策を図る」との回答。
あってはならない・・・まさにお粗末。
明日の早朝駅立ちチラシ配布は、JR須磨海浜公園駅です。
神戸は、きっともっとずっと素敵になる
神戸市会議員
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相談役・前団長
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