意見表明。

　長きに亘る審査の上、平成２５年度神戸市当初予算に承認し、意見表明を行いました。





意見表明。みんなの党神戸市会議員団。

　みんなの党神戸市会議員団は、平成25年度当初予算並びに関連議案，合計48議案について、要望11 件を付して承認いたします。
　また，予算第１号議案平成２５年度神戸市一般会計予算等の編成替えを求める動議については，反対いたします。
　神戸市はプライマリーバランスの黒字を予定していますが、収支不足は10億円を予想しており、市債の発行額も、昨年予算に比べ約２９億円増加している点に関しては看過することはできません。
　しかし、平成25年度神戸市各会計予算案並びに関連議案については、欧州や我が国の政府債務問題、急速な少子・超高齢化の進行、電力不足、電気料金の値上げなど、引き続き不安定で厳しい経済状況の下、課題は多いものの、「市民とつくる安心と明日の元気な神戸」をテーマに、神戸市民の暮らしと安全・安心を基本とし、神戸の将来を見据えた予算編成になっているとの一定の評価をし、以下の要望を付して承認いたします。

要望事項。

1、行財政局は、予算編成の所管局として責任を持ち、民営化できるところは民営化し、各局の支出を精査し、徹底的に削減に努めること。

2、業務体制の見直しなどにより発生した余剰人員は、定数自体を改正することを検討すること。

3、防災施策は、創意工夫を以て、時には部局横断的にあたること。また、市民全体の危機管理意識の向上と防災機能の更なる拡充に努め、多角的な観点から研究及び実行に尽力されること。

4、地域エネルギーマネジメントシステム計画策定において、事業継続計画の研究を怠らず、神戸市としての目的を明確にすること。

5、地域福祉ネットワーカーの資質や働きについて、その役割を市民に分かりやすく周知し、地域の関係機関・団体との横断的なつながりをいち早く構築するように努めること。

6、社会情勢、経営環境の変化を真摯に受け止め、労働組合との交渉をオープンにし、給与の見直しを含めた経営改善に取り組むこと。

7、危機対応、コンプライアンスへの取り組みを充実させ、責任の所在を明らかにすること。

8、東西や南北地下道、特にさんちか南側の地下道の活性化、施設の長寿命化や不要な資産の売却、空きスペースの転用など資産活用に取り組むこと。

9、「デザイン都市神戸」らしい景観形成のため、国や兵庫県との連携を図り、市がイニシアティブを取って、規制誘導策を推進していくこと。

10、緊急雇用創設事業の“雇用の避難所”としての機能を充実させ、その後の雇用に繋がるよう取り組むこと。

11、神戸空港に関しては、利用者の立場を第一に考え、空港規制緩和に向けた国へのはたらきかけ、関西での意思統一、搭乗率・搭乗者数の向上、関西３空港の中での神戸空港の位置づけの再定義などに全力で取り組むこと。

神戸は、きっともっとずっと素敵になる

希望の種まきから、水やり、そして収穫へ
神戸市会議員
みんなの党神戸市会議員団 団長
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