神戸新聞より・・・。
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/now/201211/0005539818.shtml
矢田立郎神戸市長（７２）は１９日で就任１１年を迎えた。神戸新聞が行ったインターネットによる市民アンケートでは、山中伸弥京都大教授のノーベル賞受賞効果などもあって、医療産業都市構想が評価された一方、さらなる行財政改革や雇用・経済対策を望む声が多く寄せられた。元総務官僚を起用した副市長人事については反対意見が目立った。（黒田勝俊）
評価する施策（複数回答）のトップは「医療産業都市構想」で１８７人（１９・４６％）。人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）の開発でノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授と連携し、目の病気の治療を試みる理化学研究所やスーパーコンピューター「京」など、世界的なプロジェクト、施設が集積する現状が支持されたとみられる。
次いで、外郭団体の見直しや職員削減などの「行財政改革」が１１６人（１２・０７％）▽「防災・危機管理」が１１２人（１１・６５％）▽「ごみ減量や地球温暖化防止などの環境対策」が９７人（１０・０９％）▽「観光振興」が８７人（９・０５％）‐と続いた。
一方、もっと力を入れてほしい施策（複数回答）では「行財政改革」が３００人（２０・０９％）で最多に。市の財政難や全国的な公務員への厚遇批判などを背景に、さらなる行革を求めた格好だ。
次が、長引く不況を反映し「雇用・経済対策」で２０５人（１３・７３％）。３番目は「福祉・子育て」で１５９人（１０・６５％）。市職員の不祥事が絶えない現状から「市役所内の不正根絶」も１５４人（１０・３１％）と多かった。
矢田市長の任期満了が１年後に迫る中、次期市長に求める資質、人物像（複数回答）についても聞いた。トップは「強力なリーダーシップがある」の２７５人（１７・６２％）。以下、「神戸の街に対する熱い思いがある」が２５９人（１６・５９％）▽「大胆で斬新な政策を打ち出す発想力」が２０３人（１３・００％）▽「市役所内の体質を変革できる」が１８６人（１１・９２％）▽「派手さはないが、ひたむきに市政を運営できる人柄」が１５６人（９・９９％）‐と続いた。
逆に比較的、少数だったのは「民間出身」（４・７４％）▽「行政に精通している」（３・８４％）▽「メディアを活用し、注目を集める発信力がある」（３・３３％）▽「若い」（２・９５％）▽「女性」（０・６４％）など。
空席となっていた３人目の副市長に１１月から元総務省自治行政局長の久（ひさ）元（もと）喜（き）造（ぞう）氏（５８）を起用した人事については２７５人（４８・２５％）が「賛同できない」と回答。半数近くが批判的だった。矢田市長がかねて「民間人を登用する」と公言しながら、民間出身でない元官僚を起用したことが反発を呼んだ形だ。
矢田市長は久元氏起用の経緯を「民間人も検討したが、大都市制度や広域行政、地方分権など自治体を取り巻く課題に精通した人材が必要だった」としている。
このほか「分からない」が１５９人（２７・８９％）、「賛同できる」が１０８人（１８・９５％）‐の順だった。
アンケートは１１月１１～１７日、神戸新聞の読者クラブ「ミントクラブ」の会員で、市内に住む人を対象に実施。２０歳以上の男性４１１人、女性１５９人の計５７０人から回答を得た。年代の内訳は、２０代＝７人▽３０代＝２８人▽４０代＝１０４人▽５０代＝１１９人▽６０代＝１９３人▽７０代＝１０８人▽８０代以上＝１１人。
【市政への注文、意見は？】
■市民との対話機会が少なすぎる（東灘区、８０代以上、無職男性）
■関西地域での役割分担をもっと意識し、大阪・京都などとの連携を深めるべきだ。過去の栄光にすがりすぎると取り返しがつかなくなる（垂水区、４０代、公務員男性）
■身内の改革に甘さが見える。神戸をこうする、神戸の魅力をこう高める‐という大方針が見えない（西区、６０代、無職男性）
■施策が見えにくい、実感しにくい。何を削って何を手厚くしているのかが分からない（中央区、４０代、会社員女性）
審判の日は、来年１０月。
その前に、日本の政界再編、「国民の皆さんの手に、政治を奪還するチャンス」です。
神戸は、きっともっとずっと素敵になる
神戸市会議員
みんなの党神戸市会議員団 団長
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