放課後NPO、東北へ。 | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

 大石よしのりが、真剣に取り組み、神戸でも導入しようとしている、放課後NPOアフタースクールの通信が久々に来ました。

 未曾有の大震災の影響で、自粛されていましたが、遂に動きます。


 ちょっと大石も、行ってみようかと考えてます。


 そのレポートを、許諾を得て、転載してます。

 以下...目


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放課後NPOアフタースクールの平岩です。

実はこのメルマガをお送りするのが約2カ月ぶりになります。
その間ご心配いただき、お問い合わせも多数いただきました。
ご心配をおかけし、お詫びいたします。

3月の震災以降、
私たちも自分たちについて考えることが随分ありました。

「こんな時に今までのように活動をしていいのだろうか?」
「私たちに今出来ることは何だろうか?」

悩み考えた結果、出てきた答えはシンプルでした。

「今までどおり活動を続けることこそ私たちが出来る復興支援である」

震災以降、首都圏の子どもたちを見ていて、
その表情に表面的には大きな変化は見られないものの、
子どもたちも、
ニュースで繰り返し流される悲惨な映像を目にし、
海外や地方に避難し急に転校する友人と別れ、
「もう日本はダメかもしれない…」と口にする大人たちのつぶやきを聞いております。

私たち自身も、
震災以降は私たちのような活動を続けていることに意味があるのか、
とずいぶん自問自答いたしましたが、
そのような子どもたちの環境を見るにつけ、
子どもたちの心に夢の種を植えることの必要性も再認識いたしました。

子どもたち自身が、
どんな状況に置かれても、
自分の目指すもののために前を向いて歩いていく勇気・元気を与えることこそ、
私たちの出来る最大の復興支援なのだと思うにいたりました。

海外に住む外国人の友人からは、
「災害が前提の国に住み続ける必要がなぜあるのか?」
と問われました。

確かにそうです。
日本は常に災害と隣り合わせの国です。
今回の震災でそのことを思い知らされました。
しかしながら私は、
この国、この国の人が、好きであることも同時に再認識いたしました。

これからもこの国に住み続け、
よき人生を送るためにも、
具体的な災害対応力をつけること、
何があっても前を向く心構えを持つこと、
を私たちは続けていきたいと思います。

今回の震災で問われた災害対応力の1つに
“コーディネート機能”があると思います。
災害に対して何かしてあげたい“供給”のニーズは多数あります。
一方、何かしてもらいたい“需要”のニーズも非常に多くあります。
しかし供給側からは、
「どこに行って何をしたらお役に立てるのか分からない…」
という声が多くあり、需給のミスマッチが起きています。
これをコーディネートする役割が重要なのです。

私たちの放課後の世界もまさに同様なのです。
子どもたちに何かしてあげたい方はたくさんいます、
学校や保護者もそれは望んでいます、
でもそれをつなぐ役割がいないと実現しないのです。
私たちNPOは単なるつなぎ役なのですが、
それがいないと需要と供給が結び付かないのです。
その必要性も再認識いたしました。

この2ヶ月間、そのように思考を巡らせ、
活動をしっかりと再開いたしました。

また私たちなりの支援として、
月に1回程度、
私たちの市民先生とバスで被災地を訪問する
“放課後スクールバス”を走らせることにもいたしました。

このたびその模様を報告させていただくことを
メルマガ再開の第1弾のご報告にさせていただきます。

“放課後スクールバス”、
ご興味のある方はぜひお声かけくださればと存じます。
現地に支援したいけどどこに行っていいか分からない方、
ぜひ私たちとご一緒しましょう。

皆様、改めまして私たちの活動をどうぞよろしくお願いいたします。
それでは今週のレポートをぜひご覧ください。



☆放課後スクールバス、東北に走る!


我々放課後NPOも、
被災地の為に何か出来ることはないかと考え、
そして今週末についに1つ、
具体的なステップを踏むことができました。

それが今回、
ADKさんとご一緒させていただいた、
「放課後スクールバス」。





今回の企画は、もともとは
ADKさんの「こどものこころのケアPJT」として実施しました。

そこに我々放課後NPOが、
放課後プログラム提供として関わらせていただき、
「放課後スクールバス」が実現しました。

放課後プログラムの先生として、
けん玉の日本チャンピオンである秋元さん、
NHK教育テレビ「つくってあそぼ」造形スタッフのいしかわさん、
山田パンダカンパニーに所属するミュージシャン元就さんをお連れし、
仙台の若林区の子どもたちに放課後プログラムを実施してきました。


バスには放課後スクールバスのロゴを貼り、
みんなでTシャツを着用。



放課後スクールバスが3台、
14時前に現地に到着。

現地に到着するとすぐに、
放課後スクールバスからは、
「こども武士道」のキャラクターである菊千代くんが登場!

雨がしとしと降る中、
7名の子どもたちが体育館から飛び出して来てくれました!

早速テントを張ってプログラムの準備。

そして早速、
まずは1つ目のプログラムを開始!

けん玉チャンピオン秋元さんによる
けん玉プログラムが開催されます!

基本の大皿小皿に加えて、
日本チャンピオンのすご技が連発!



最初は菊千代に夢中だった子も、
いつの間にかけん玉の技に、

「えー!すごい!」

と歓声を上げ、まわりからは拍手喝采!
身を乗り出してけん玉をじっと見つめております。

まわりで見ていたおじいさんやおばあさんも
驚きの表情で秋元さんの技を見ていました!





その後はしばらくけん玉の講習会。

どうやったら上手く乗るかを、みんな一生懸命教わっていました。


特に中学生の子は自身のけん玉を持参し、
ひたすら”飛行機”という技を繰り返し練習していました。
それにしてもみんないい笑顔をしてます!



雨が徐々に強くなってきたので、
次は室内に移動し、折り紙タイム。

とその前に、つくってあそぼのわくわくさんからの
子どもたちに応援メッセージが登場。

今回のためにわくわくさんがつくってくださいました!
本当にありがとうございます!



「つくってあそぼ」のいしかわさんは、
かわいらしい指人形づくりを子どもたちと。

パンダ、ねこ、ぶた、好きな動物をつくるのですが、
あっという間につくれます。

折り紙を持参した子も嬉しそうに、
自分の好きな動物をつくり、目や鼻、耳を描いていました。



「これかわいい♪」と女の子が
夢中になって4匹もの動物が完成しました!



完成品はこんな感じ♪指人形なので指に装着して遊べます!




1日に連続して3つのプログラムを
実施するのは、今回が初めて。

そろそろ子どもたちも疲れてくるかなと
不安ではありましたが、
そんな心配をよそに子どもたちは元気に外へ飛び出します!

さあそれでは、
元就さんと一緒に「むすんでひらいて♪」

「む~す~ん~で~~ひ~ら~い~~て~」

「て~を~うって~む~すんで~~♪」

誰もが知ってるその歌をみんなで一緒に歌います!



「そのてを~・・・」



みんなの頭、鼻、菊千代の頭などに触れ、
盛り上がりを見せていきます!

一番下は3歳の女の子から、
一番上は中学生の男の子。

年齢など一切関係なく、みんなで一緒にわいわい♪

菊千代も一緒に参加し、音楽に合わせて歌うと
子どもたちもジャンプに手拍子に歌にノリノリです♪



最後にADKさんの社員の皆さんが集めた
おもちゃを子どもたちにプレゼント。



その後も子どもたちは一生懸命に、
雨が降る中、外を走り回っていました!

今回のように、
放課後プログラムを東北で実施するのは初めての試み。

現地で何ができるかは、
実際にその場に行ってみての判断でしたが、
現地の方々は非常に温かく迎えてくださり、
無事3つともプログラムを実施することができました。

第1弾として実施した今回の「放課後スクールバス」企画。

ぜひ今後も第2弾、第3弾として微力ながら
続けていきたいと思っております。

継続こそ力なり。

引き続きよろしくお願いいたします。


*全プログラム、今までのプログラムの様子などは下記ブログにて掲載しております。
http://npoafterschool.cocolog-nifty.com/blog /

放課後NPOアフタースクール】
http://www.npoafterschool.org/


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 本気・笑顔...これに勝るものはないです。

 このモデルで、きっと放課後問題、家庭問題、学校問題が有機的に絡み合い、「神戸は、きっともっとずっと素敵になる」プロジェクトならではの仕組みを創っていけると思ってます。


大石よしのり 公式ブログ。

神戸は、きっともっとずっと素敵になるメラメラ
みんなの党神戸市会第8支部(須磨区)支部長
神戸リメイクプロジェクト 副代表
日本ロマンチスト協会 西日本統括本部長
100万人のゴミ拾い呼び掛け人
 
http://kobe-g.com/
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 oishi@kashino.net


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