ひとつはテレビ東京系列の、「カンブリア宮殿」。 作家の村上龍さんが仕切る、経済界の風雲児が登場する番組。
月一回の経営塾に通っているが、そのモデルとなった方々が数多く登場する。
もうひとつが、TBS(毎日放送)系列の「夢の扉」。http://www.tbs.co.jp/yumetobi/
今日の放送は、47歳で大型貨物船の船長を辞職し、親父ベンチャー企業を立ち上げた、鈴木清美(57歳)さん。
船長ならではの発想と経験で、独自の「潮流発電」に取り組み、火力・風力・原子力・太陽光に告ぐ、新たな電力の創造を10年間、取り組まれている。
奇しくも、同じ兵庫県の明石海峡大橋の潮流を基軸に、拠点も淡路島に置き、日夜研究活動されている。
既に...5,000万円の借金を抱えるも、同志の60歳以上のリタイア組のスペシャリスト4人が無報酬で、この取り組みに賛同し、毎日毎日開発や実験に携わっておられる。
海の潮の流れを利用した電力創造ではあるが、やはり独自の巨大なプロペラが必要。
度重なる改良を経て、具現化したプロトタイプも、価格で採用された韓国製の@300万円×2機。
まず...ここに兵庫県や神戸市の補助がつぎ込まれなかった事に落胆。
プロトタイプも一度は失敗に終わるが、二度目には遂に稼動...ようやく、具現化へのスタート。
これを、もって環境省から、1億円強の研究補助費用が下りた!
感涙...。
新たな自然エネルギーの創出、「潮流発電」は、既に欧米や韓国では、国家プロジェクト。
ようやく、これで日本でも、スタートした感じ。
一方、神戸市では今夏行われた、中央区の突堤での砂浜イベント「神戸プラージュ」に4,000万円の予算。 いざ開催されると、様々な問題が露呈し、更に4,000万を別の財布(?)から支出。
誰も来ない、誰も見なかったイベントに、血税8,000万円が泡と消えた。
また2年に一度の「神戸ビエンナーレ」も、どこぞの華道の大家がプロデュースされ、ワケのわからないイベントとなり、大失敗の筈が...前回の2億円に対し、次回(来年)はこの時勢に1億円プラスされ、3億円のイベントへ。
特定のイベント業者や、代理店はガッツリ儲けて、後は知らん振り。
予算の消化の発想と、事業創出の重み、理解できないようだ。
せめて...神戸から日本を変える...こんなメッセージを共有できないものか。
日本一ロマンチックな政治家を目指す
神戸リメイクプロジェクト 副代表
大石よしのり
60歳以上の議員も、無報酬で...