先月行われた、日本ロマンチスト協会「日本ロマンスアワード」の交流パーティーで出会った方、平岩さん主宰の「放課後NPO」なる取り組み...ぜひ、神戸でも取り入れたい
http://www.npoafterschool.org/
コメント...
--なぜこの活動を始めたのか?
私がこの活動を始めたのが2004年、その頃日本全国で子どもが襲われる悲しい事件が相次いでおりました。
このような事件が連鎖的に起きていたと思ったら、今度は子どもが被害者から加害者になる事件までが起こり始めました。子どもが襲い襲われているのです。
「子どもの世界に何が起きているのか?」
そのような疑問を抱いていた時に、友人を通じてアメリカの教育について知る機会がありました。
そのキーワードが「放課後」だったのです。
アメリカでは事件や薬物の危機感は日本より大きいし、また「貧富の差による教育格差」も大変大きく、早くから「放課後」を活用した取り組みが数多く行われていました。
振り返って考えてみると、
・子どもの事件の大半は午後3時から6時の「放課後」に起きている。
・公園で遊ぶ子どもも少なくなった。
・外でもレストランでもどこでも携帯ゲームをやっている。
・ネットでも危険な状態が起きている。
・ニートなどの無気力な若者も増えている。
・ご近所付き合いもなくなってきた。
・働くお母さんも増えた。
・核家族化している。
漠然ととらえていたこれらの事柄が「放課後」というキーワードで串が通りました。「放課後」が変われば、子どもも大人も元気になる!と強く感じました。
またその2004年には、私にも娘が生まれました。
この子が大きくなるまでにもう少し良くならないものか。自分の子育てももちろんですが、自分の子だけよければいい、というものでもない。
30歳過ぎてそろそろ少し社会のためにいいこともしたいし、「出来ることから始めてみようか」、そんな風に考え、この活動を始めました。
--今後どうしていきたいのか?
全国で「放課後プログラム」が本格化して、子どもの放課後が「安全で豊かになる」ことが願いです。
それは当然私たちだけでは出来ないことで、いろいろな大人が少しずつ力を出し合う必要があります。
そのためにも、まずは私たちがそれを実践して、「放課後NPO」の必要性を啓発していく必要があると考えています。
また、私のような世間では働き盛りと言われる男性が参加することも大変重要であると考えており、その事例としてもお役に立てばと考えています。私の会社は水曜・日曜休みですので、連休ではありません。したがって常に「明日は仕事」という休みなのですが、そのぶんあんまりのんびり過ごしすぎないようにする傾向があります。
世間のお忙しい社会人も週のうち2日どっぷり休まないと回復しない、ということでもないと思いま す。少しの時間でもみんなが子どもたちのために出し合えば、きっと大きなものになろうかと思います。
ぜひ私たちに力を貸してください。
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地域コミュニティの再構築と共に協働・共動・協響作業に...今、神戸にも求められている活動では無かろうか...
神戸は、きっともっとずっと...素敵になる
神戸リメイクプロジェクト 副代表
大石よしのり
http://twitter.com/lovekobe0814