アタシを一瞬にして凍り付かせた人物




それは・・・




ユノ奈乃花・・・ちゃん」








雑踏に消され




周りに聞こえない程の小さな声でアタシはそう呟いた




もっとも

沢山の人が行き交う駅のホームでは



普通の声であっても
きっとかき消されるであったろうけど・・・








情けない事に足が震えて動き出さない


鉛のようにズシリと地に張り付くように






そんなアタシに気づいて寿が後ろから声を掛けてきた




寿「おいユノどうした?

  つっかえるから早く行けって~」



そう言って軽くポンッと肩を叩かれた。





その反動で張り付いてた足が前に動き出した。


電車の乗降者に迷惑になったであろう事に気がつき


混乱した頭を整理暇もなく、我に返る




ユノ「あ、ああ・・・ゴメンな」



頑張ってそう絞り出した後


一歩踏み出すと足は不思議と前に進んだ






奈乃花ユノ~?どうしたの?大丈夫?」




ホームの脇に逸れたアタシの顔を斜め下から



心配そうに奈乃花がのぞき込んで来た。





一瞬ビクッと身体が強ばったが


それに気づかれない為に、足を踏ん張った




ユノ「大丈夫だよ、ありがとう
   
    ちょっと考え事してて・・・」




奈乃花「そう?
    
     それなら良いんだけど・・・」



そうして寿奈乃花に声を掛け

周りのみんなも他愛ない会話を始めた




そうして寿の声に続いて



皆が次に飲みの場所を探しに行こうと声高々に足を踏み出した時


アタシは先頭に居た寿を引き留め、ダンナの所へ行く旨を伝えた。



その時・・・・






寿の後ろに居た奈乃花の顔が引きつったのをアタシは見逃さなかった。






奈乃花が口を開くより早く




寿が「どうして?」と声を掛けてきた






正直な理由が言える訳がない




かと言って他の理由が見つからない・・・





でも何か伝えなきゃと口を開き掛けた時





奈乃花「私も一緒に行こうか?」





アタシに微笑みながらも鋭い視線を向けて言い放った。







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お待たせしました、桜の乱⑤です♪
更新遅くなってしまってゴメンなさい(・∀・;)
なんか最近涼しくなったり暑さが戻ったりで
変な気候が続いてますねぇ~
皆様体調など崩されておりませんか??

ダンナ携帯ユノに迎えに来て欲しいなぁ・・・

     


     と言うか

     


     ユノに今すぐ逢いたいんだ











へ~そうですか。





・・・え?





逢いた・・・









逢いたい・・・?









・・・






・・・・・・




























ぴぎゃーーーーー
(゚Д゚;≡;゚Д゚)!!!









Min[ ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||]Max ギューーーーン♪アップ







キュン度メーターが火を噴く!!






いやいや俺の心臓が火を噴く!!







こんな街のど真ん中で卒倒させるつもりですか・・・orz







落ち着け!


落ち着け!!


三途の川に行くにはまだ早い!(謎)






電話口で昇天しそうになる身体を理性で抑えつつ


暫く黙り込んで


アタシは嬉しさを隠す為


元々低い声なのに、より一層低い声で



ユノ携帯『仕方ないなぁ・・・分かったよ』



そう返事をした。



ダンナ携帯『ありがとう、待ってるよ』





してやったり、という風に聞こえたのは気のせいだろうか?

ドヤ顔ならぬドヤ声っぽく聞こえたのは気のせいだろうか?







ああ・・・アタシってば


恋は盲目とは言うけど


底なし沼にどっぷりはまって行くこの感じは


どーなんよー・・・?






そんな事をブツブツ考えながら

取り敢えずみんなの輪に戻り

電車に乗ってユラユラと○○駅に向かった。



その道中



ダンナの家は○○駅から乗り換えて行けるから・・・

寿に適当に理由つけて一旦抜けだそう】




そう思って声を掛けようとした時


自分たちを乗せた電車がゆるやかに速度を緩め始める。




もう間もなく到着し扉が開こうとした時



窓からホームにふいと目をやった



何人いるだろう人影の中



いつもなら扉が開くと当たり前の様にスッと降車するはずが



人混みに紛れて、こちらに会釈する突如現れた人物に



アタシは一瞬にして身体が凍り付いた






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お待たせしました、桜の乱④です♪
だんだん暑くなってきましたねぇ~・・・
ブログランキングのアイコンだけでも涼しげにしてみましたw



ユノ携帯『え・・・この声・・・ダンナ?』

ダンナ携帯『もしもしユノdだけど』

柔らかく耳に響く声は間違いなくダンナの声だった。




どうして携帯からじゃなくて普通電話からなの?

この番号は何?

色々聞きたいことが頭の中を巡って混乱する中

アタシの不安が声に出て居たのか

その答えはダンナからサラリと述べられた。



ダンナ携帯『実は昨日、携帯を忘れてね~
       
       ○○駅にある××って喫茶店なんだけど

       ユノの番号紙にメモってあったから家電から掛けてみたの
      
       ・・・ところで花見まだやってるの?』






ああ、だからですか・・・と思いつつ



あれ?

たしか前も携帯落としてませんでしたか・・・?

携帯ってそんなに落とすか・・・?(・∀・;)






と、脳内で悪態つきつつ・・・



ってことはこの番号、家の電話番号なのね






・・・ん?今なんて言った?


○○駅だって?


××って


ああ~駅近くのアノ店か。

ん~一度だけ行った事あったっけなぁ

・・・と記憶を呼び覚ましながら


ユノ携帯『実は花見の途中で雨が振って来て
      
     さっき片付け終わって・・・

     みんなで今まさに○○駅まで行って飲み直そうか

     ・・・って話になってたんだよ』


ダンナ携帯『そうなんだ

       ○○駅で飲み直すのか~俺も行きたいなぁ

       でも携帯無いから、連絡不便だしなぁ・・・

       あ、そうだ

       もし良かったら家まで届けてくれない?




ユノ・・・はっ(゚∇゚ ;)!?






いやいやいやいやいやいや




だって店決まったら、そこに来ればいいだけの話じゃない!?




なんでわざわざ・・・?





アタシが今この状況から抜け出してダンナの家に行くの?


みんなにどう説明して抜けろっていうのさ?




う~ん・・・



迷っていると電話の向こうからダンナの声が



アタシの迷いをぶっ飛ばす一言を突き出した。





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長らくお待たせしました~・・・orz
元々無い文才が、更に無くなってます・・・(汗)
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17時を過ぎた頃
顔に何かポツリと雫が当たったのを感じた。


ユノ「・・・雨?」


そう呟いて間もなく
みんなも雨の存在に気づいたらしく
慌てて片付けを始めた。

お酒は結構な量を飲んでいたけど
夕方になるにつれ冷え込んだせいで
だいぶ酔いは醒めていたからテキパキと行動できた。

「雨とか聞いてないぜー!」
「天気予報どうなってんのー!」

と、みんなは口を揃えてぶつぶつ言いながらも
作業する手は止めない、雨のせいで一気に酔いが醒めたのだろうか。





そうして自分たちの宴会スペースを全て片付けた後
パラパラだった雨は、本格的なものに変わった。

数十名いたメンバーの半数はそれぞれ帰宅し

残った10名ほどで駅前で雨宿りしていた。



「なんか興ざめしたなぁ、飲み直すか!」



みんなが個々に話していた時に
突如そう声を響かせたのは途中から参加していた寿

寿「取り敢えず○○くらいまで出ねえ?」


そう言うと「賛成~!」とみんなは声を揃えて
券売機でいそいそと切符を購入する。

ユノ【こいつら酒好きだな!w】


と、脳内で悪態つきながらも
楽しい連中で良かったと思いつつ自分も切符を購入。


その時。


ポケットの中で携帯が震えた。



着信の相手を見ると、そこには知らない番号があった。



この市外局番・・・どこかで見たことあるような・・・。



自分の携帯に登録されてない番号からの着信は

出来るだけ取らないようにしているけど

なんとなく胸騒ぎがして、取ってみた。



そしたら・・・


携帯の向こうから聞こえてきた声は



ダンナだった・・・。

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お久しぶりです、久しぶりすぎて文面がボロボロですが
笑って許して下さい・・・orz