日本人として世界を平和にするには日本が良くならないといけません。
私達が後世に伝えるべき日本精神とは何か
それは、グローバリズムでもないし、昨今の暴力的な男女平等思想でもありません。
ひとつ、過去記事を再UPしたいと思います。追記あり。
過去記事 再UP
2018-11-23 05:56:55
先日、このようなことをブログで書きました。
娯楽は人生の目的にはなり得なく、あくまで人生の目的があってこその、そのための息抜きであったり、動機付けであったりする脇役。
以前、小学校の作品展に行った時のことです。
20歳になったときの自分をイメージして紙粘土で現した作品(小6)が展示されていました。
「警察官」とか「スポーツ選手」を想像されるかと思われますが、実際は「アルバイトをしている私」「ニートの私」「することがなく時間を潰している私」などがとても多くショックを感じました。「引きこもりの私」という作品もありました。何故今の子供達はこんなにも自虐的なのでしょうか。
(ちなみに「アイドル」や「ダンサー」なども多かったです)
もう少し言うなら、学校では「夢を持て」とは言うけれど「志(こころざし)を持て」とは言わない。
この違い。
健全な心に必要なことはやはり日本精神の復活。自尊心、愛郷の心。
自虐的な心を育てないためには志教育。
ちょうどこの夢と志の違いを説明していただいている動画がありましたので紹介します。
あの出口王仁三郎さんのお孫さんらしいです。
夢と志の違い
志(こころざし)という漢字を見てみて下さい。
”サムライの心”と書いてありますね。
戦後教育で”志”がなくなって”夢”になってしまいました。
夢 「私の夢はフェラーリに乗ることです」
志 「私の志はフェラーリに乗ることです」 ( ̄□ ̄;)!!?
夢ならこれでもいいのですが、これでは志とは言えません。
つまり、志とは 「みんなのため」「他人ベクトル」「社会性と永遠の命を持っている」、
夢とは「自分ベクトル」「個人のため」ということ。
志 「私の志はフェラーリに乗ってスポーツカーの楽しさを世界の人々に伝えることです」
これで、志らしくなりました。
現代の大和魂とは「志」
samurai spirit
1.社会性がある(個人所有ではない、夢と志との違い)
2.生涯をかけてやる(進化していく)
3.引き継がれる(永遠の命を持つ)
志とは個人主義的な思想からは生まれない言葉。
英語にはぴったりの言葉がない!
そして、現在におけるの志とは日本だけの幸せではなく「世界」のことを考えなければならない。
志が人生の健康をもたらす!
志を持つことによってもたらされるもの
第一 健康になる(health)
脳の部位で帯状回という認知を司る司令塔がある。
人間脳と動物脳のちょうど間にあります。
志を持つと人間脳と動物脳の微妙なバランスをとることができる。
神谷さん
「確かに志にのっとった行動をとっているとき、寝なくてもどんなにハードでも倒れませんね」
第二 仕事が発展する(development)
何をするべきか、が見えてくる。
第三 人生に満足がある(satisfaction)
(詳しくは動画をご覧下さい)(*´ー`*)
さらに、志を持つと自己肯定感が持てる。
自分のことを肯定できるようになる。
子供達にも是非、志を持ってもらいたい。
動画では以上のようなことが述べられていました。
志は何も若い人や特別な人だけが持つべきものではなく、
例えば中年のサラリーマンでも、主婦であっても、もちろん定年退職した方であっても
何歳からでも持つべきものなんです。
自分の願望におおやけの心をちょっと加えてみませんか?
人のため、誰かの為、愛する故郷のため…
料理が好きで、家族のために美味しい食事を作って皆の笑顔溢れる家庭にしたい。
金持ちになって、神社にもっと寄進して世の中に貢献したい。
など。
「まじめか!!」って突っ込みを入れるような世の中では世の中のほうが駄目なのですよ。
ちなみにおおやけの心とは日本精神を表した言葉のひとつだと思うのです。
「人間は他人のために生きないと幸せになれないように出来ている」という結論
より
<日本人の死生観>
何に対して幸せを感じるか
日本人にとって周りの人を幸せにすることが自分の幸せ
自分がどう動けば家族が、会社が、地域が良くなるのかそう考えて行動する。
「人間は他人のために生きないと幸せになれないように出来ている」という結論
それには理由もあります。
竹田氏が会社の新人研修を任されたとき、よくすることがあります。
まず、白い紙を渡します。
「君は今日、死にました」
「自分の愛する人が二人、弔辞を述べることになりました」
「その原稿を書きなさい」
「何て言ってもらえれば自分が成仏できるかをテーマにしなさい」
「○○が別荘を持ってました。○○がフェラーリに乗っていました。」
と書いた人は一人もいなかったそうです。
「ありがとう。○○のお陰で助かりました。」
「家族から感謝されいる。会社の役に立った。地域の役に立った」
こういったことを聞くと成仏できると皆考えるのだそうです。
人間、本心は他人から感謝されることを求めている。
中国人でもどの国の人でもそう答えるそうです。
日本人はそういうことが分かっていた。
自分が幸せになる方法を知っていた。
それが和の精神。
自分のことは後回し。
「俺が!私が!」の国、会社、地域
「全員が人のことを考えている」国、会社、地域
どちらが結局幸せになれる社会か。
<労働観について>
人は何のために働くのか
働くことは生きがい …… 日本人
働くことは神から与えられた罰…… 西洋人
これも自分が幸せになる方法です。
年功序列、終身雇用は最先端の経営として今、研究されている。
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<過去記事おわり>
志は人生を通していつでも持っていたいものですね。
岩村藩出「佐藤一斎」
『言志四録』 素読に使っています↓
有名な一節です↓
『言志晩録』
第60条「少(わか)くして学べば,則ち壮にして為す有り。壮にして学べば,則ち老ゆとも衰へず。老いて学べば,則ち死すとも朽ちず。」
少年のときに学んでおけば、壮年になってから役に立ち、何事かを為ことができる。
壮年のときに学んでおけば、老年になっても気力が衰えることはない。
老年になっても学んでおけば、ますます見識も高くなり、
社会に役立つこととなり、死んでからもその名は残る。