過去記事感謝の作用より再掲載
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アーユルヴェーダの本からのメモです。感謝しながら食事をすると体に良い作用が本当にあるそうです。
- 大いなる生命学―アーユルヴェーダの精髄/三五館
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1)食事について
「食事とは、自然から捧げられた犠牲をいただくことだ。アーユルヴェーダでは、これを”(消化の)火の儀式”として、通常の儀式以上に神聖なものと考えている。」
「自然に感謝を捧げて食物を摂るのは、農夫や調理人のためというよりは、他ならぬ自分のためだということを知っておきなさい。感謝をもって食されたものと、ただ機械的に入ってきたものとが、体内で同じ作用をすると思ってはならない。」
「怒った気持ちで食されたものは、怒りの質を増やすよう、体内で働く。反対に、喜びや感謝の気持ちをもって食されたものは、そのような肯定的な質を増すよう、体内で働く。」
「食事の際の想念が食物の質に影響し、食物が体を作り、その生理状態が再び心の質を決める。それが生命の営みというものだ」
この本では悲しいときやつらいとき、食欲があまり湧いてこないのは自然なことだともおっしゃっています。そして、否定的な想念が抑えられないようなときには食事をしないように書いてあります。そのような時は白湯をとって精神を和らげすことで食欲も戻ってくるそうです。
たぶん、人間の体ってうまいことできているんでしょうね
食欲がないときに無理して食べてはいけません(‐^▽^‐)
2)料理をする
「同じことは、料理をする側にも言えますね」
「そう。心楽しく作られた料理と、嫌々作られたものとが同じであるなどということはありえない。
家族への愛情をもって作られた料理と、商業用に作られた料理とが同じだと思ってもならない。」
「さらに材料にまでさかのぼれば、産業の一環として農薬を叩き込みながら育った作物と、楽しんで、あるいは使命感をもって育まれた作物とは同じではない。」
「農民の想い、流通業者の想い、そして、料理する者の抱いた想いの一つひとつは、粗大なレベルから微細なレベルに至るまで、すべて料理に含まれている。そして最後に、食する者の想念が、食物と共に全身の細胞に行き渡ることを知りなさい」
素敵な農家さんから材料を直接買って愛情を込めて料理をするのがベストなんでしょうが
なかなか…難しいですよね。実際はやれることをやって結構手を抜いてます(*^o^*)
それと、もし怒りながら料理すれば
せっかくの手料理がもったいないということでしょうか。
砂糖控えめ、米油使用、乳製品なし、国産小麦粉、シナモンたっぷりめのニンジンマフィン
ベーキングパウダーも不使用 (卵をハンドミキサーで泡立てると膨らみます)
最近は手作りをすると食べ過ぎてしまうのであまり作っていません
日本語にも
「(あなたの命を)いただきます」「(作ってくれた人に感謝して)ごちそうさまでした」
という言葉がありますよね。
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過去記事ここまで
貝原益軒の「養生訓」は江戸時代の(わかりやすく言うと)健康本。
人々から愛され続けてきた本で、現在にも通じると言われています。
中学の保健体育の教科書にも載っています。
その「養生訓」より
怒の後、早く食すべからず。
食後、怒るべからず。
憂いて食すべからず。
食して憂ふべからず。