2015-06-09 12:00:43 投稿分より再アップ
子育てにとって家庭円満のほうがいいのは異論はないかと思います。
大変な家庭環境でも苦労されて立派に育ったお子さんがいらっしゃるのも確かだと思いますがどちらかというと例外的ではないでしょうか。
そこで…
できるだけテレビは控えましょう
理由の一つ
大げさに聞こえますが、テレビでは家族の断絶を図っているイメージが多いからです。
例えばCM
お父さんが鳩
お父さんが犬…ソフトバンク これはネットでは有名すぎて説明要りませんね
詳細→ 参照URL
などなど
父親や男性をおとしめるイメージがそこかしこにあります
まあ、もっと言いたいことはあるのですが今回はこの辺にしておいて。
非常に有名な子育て本で「こどもへのまなざし」という本があります。
福音館という左よりの出版社からでていますが、ロングセラーです。
どこの図書館にもあるんじゃないでしょうか。
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ここから少し紹介します。
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アメリカのテキサス州のティンバーローン精神医学研究財団という有名な精神衛生の研究所が
1970年代に行った入念な家庭調査があります。
まず「不健康な家族」と「健康な家族」に分けます。
「不健康な家族」とは家族の中に重犯罪者がいるとか重い精神病患者がいるなど。
どちらも全員の意見が一致するほど明らかな不健康な家族、健康な家族です。
そして、認定されたあと調査に協力してもらえる家族だけを調査しました。
結果
不健康な家族:お父さんとお母さんの役割が、はっきりと分かれていなかった
健康な家族:お父さんとお母さんの役割が、明らかに区別されているこの調査は何故こうなったのか「一切わかりません」と非常にはっきり言っており、
調査の結果こうなったという事実だけが淡々と報告されているそうです。
余分な予測も解釈もないので一層真実味を帯びているということでしょう。
健康な家族では、だれがイニシアチブを取るのかというと、
ほとんど例外なくお父さんが一番、お母さんが二番というふうに、その序列がはっきりしています。
そして、そのことに両親は合意し合っています。
家族間で意見が食い違うときは父親が決めるのです。
父親が「こんなことはお父さんはどうでもいいよ」といった場合には、母親が決めています。
だけど、家族同士の発言は自由なんですよ。
なにか物事を決めるときに意見が違った場合には、裁定はこういう順序でということが、
家族のなかでは、暗黙のうちに合意しているのです。
不健康な家族の場合は、家族のメンバー全体が平等だという家庭が多いようでした。
物事を決めるときに、誰かがイニシアチブを取るのではなくて、
くじ引きで決めるといかいうような家庭です。
そのときそのときで父親が有利になったり、母親が有利になったり、子供がイニシアチブをとったり
しており、家族それぞれ意見が分かれたときなどは、親と子が自分の意見を通すために、
あっちに味方したり、こっちについたり、家庭内の連合がころころ変わるというのです。
よくないのが、片方の親が子供たちと連合して、もう片方の親との間に境界線をつくって、
自分の主張を通そうとしたりすること。
最悪なのが母親が男の子を取り込んで夫に対応する場合。
これは子供の育児にとって最悪になるというのです。
そういう子の社会的不適応が、最も大きくなるともいっています。
なぜそうなるかというのは、その調査報告ではなにもいっていません。
調査の結果がこうだったということだけを報告しているのです。
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上記の研究が非常に実感があるのは私の身近にこの例の通りの家族があり、
今も辛い状況が続いているからです。
つまり、子供を味方につけようと、夫の悪口を子供に吹き込むんです。
母と子供で共同戦線を張って夫を攻撃する構図ですね。
私自身、数年前にこの本を読むまではだいぶ男女平等の考えにやられてましたので、
目からウロコでした。
この本が昭和的だと批判されている方は男女平等の病にかかっているのでしょうねぇ。
従来型のお父さん、お母さんの役割がしっかりしている家族がいいということです。
最近のテレビは真逆を行ってるドラマなど、多いです。
さらにこの方のブログで完全に男女平等の洗脳から抜けました。よければ参考までに。
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ものすごく読み応えあります。