「シナゴーグ」のユダヤ博物館を見学。
歴史が深く、見所が多い!
とあるカップルの結婚式のタペストリー。
この鎖で繋がれた夫婦が意味深・・・
この表情ってーーー笑
タロットの絵にありそうなタッチです。
こういう絵が何枚かあり、隅から隅まで見応えありました。
そして、岩石フェチの私が見入ってしまったのが、これらの美しいテーブルトップ。
大理石そのものの美しさをいかしたものもあれば
どこまでも美しい芸術的なパターンのものも。
様々な石の美しさが散りばめられています。
細かく見れば見るほど素晴らしい。
ユダヤのアーティストさんのアートもあります。
そして忘れてはならないのが・・・
ナチスのユダヤ人迫害。
ここローマのゲットー地区からもたくさんの人々が強制連行されてしまいました・・・
人々の名簿やお写真、家族に宛てた手紙など、その当時のものがそのまま残っていて、ここだけ時が止まっているかのようです。
遠い国の昔のことではないのだと思い知らされます。
この博物館の中だけで、憧れや感心、哀しみと切なさ、感情が入り混じりました。
今回、こちらに行くことをすすめてもらわなければ、知らないまま通り過ぎてしまったままでした。
ぜひ日本の人たちにも知って欲しいと思います。
次は大神殿教会内部へ。
→ ユダヤ教会ツアー「(3)シナゴーグ大神殿」【④ローマゲットー地区】
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