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「がん哲学外来」の樋野興夫先生の新刊を
読みました

「明日この世を去るとしても、
今日の花に水をあげなさい」



言葉の処方箋・・・


「力」を与えてくれる言葉ってありますよね



先日の川島なお美さんの訃報

私と同じ愛知県出身 そして同年齢・・・
今までたくさんの仲間の旅立ちを見送って来た私なのに
なぜかズンと重く心に来ました

今の自分が「肝転移」発覚から1年半近くになろうとしている
ところだからなのかもしれませんね


ふだんは強がりではなくあまり何も考えることなく
能天気に過ごしている私なのに
いろいろなことを考えました


川島なお美さんは自分で自分の生き方をしっかり考え
治療の選択をしていたのだと思います


正しい選択なんて誰にもわからないし
未来もまた同じで不確実なもの・・・


自分の選択を「正しかった選択」にするために
みんなそれぞれ頑張っていると思います



外野がいろいろ言うのは・・・
正直なところ私はなんとも言えず嫌な気分になりました



当事者はいろいろ悩んで考えて
自分の道を進んでいるのですから
結果がどうなろうとも
静かにただ見守ってほしい
「よく頑張ったね」と労ってくれるだけでいいと思ったのでした



ちょっと心が揺れた数日間だったので読書しました(笑)



樋野先生が書かれてます

「よい師、よい友、よい読書」
人生の三大邂逅のうち、最後の最後に一人でできるのは
読書です
私たちは自らの経験からよりも多くのことを
本から学ぶことができます


いろいろな言葉の処方箋が紹介されていますが
私の心に響いたのはこれです


「自分以外のものに関心を持つと、
やるべきことが見えてくる」

誰にでもその人にしか残せない贈り物がある



つんく♂さんや北斗晶さんも言われてましたが
一般人の私もこんな私だからこそできることに
これからも尽力して行きたい!と思ったのでした (^_^)v



きっとそれが私の元気の素!です