9月19日(土)  9月の第3土曜日

秋らしい快晴のお天気の中
日立総合病院乳がん患者会の
「第49回おしゃべり会」が開催されました

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これは19日(土)に東京銀座4丁目で撮った写真です

私は前日18日(金)夜に故郷豊橋の中学の同級生たちとの
「関東プチ同窓会」に参加するため東京に行き東京泊だったため
今回は「おしゃべり会」に不参加でしたので
スタッフのクロマロさんにレポートをお願いしました


そちらを元にまとめます



初参加の方が2名(+付き添いの方2名)

リピーター参加者 5名

スタッフ  4名

医療スタッフ 1名


総勢14名の「おしゃべり会」となりました

初参加の方がいらっしゃったので

まずは全員の自己紹介からスタート


その後は初参加のお二人を中心におしゃべりしました


みんないろいろ不安を抱えているんですよね

抗がん剤治療の副作用のいろいろ・・・
主治医とのコミュニケーション・・・
再発に対する不安・・・

自分はこの先どうなるのだろう・・・


今回は乳がんではない別の部位のがんの患者さんや
海外生活中の方の参加もありました


胸の内を話せる仲間が近くに見つけられない状況は
つらいですよね

「乳がん」患者は本当にたくさん仲間がいるし
日本で暮らせているということは恵まれていることだと
しみじみ思います


「乳がん」と診断されて日が浅い参加者の方々に
先輩患者の皆さんから
「私たちも最初は不安でいっぱいだった みんな同じ・・・
でも時間の経過とともに笑って話せるようになる」と
励ましの言葉がかけられました


私も今でこそ肝臓転移の再発患者のイメージを
充分裏切る(笑)能天気なお気楽な人に変身を遂げてますが
初発の頃は・・・なぜにあんなに暗く落ち込んで
泣いてばかりいたんだろう?って今になって思うほどでした
家族や親友たちにとても心配されてましたね・・・


そんな私でもこんなふうに変わっているのですから
誰にでも変身(変心)の可能性があります☆



「休職中に乳がん体験者だと言ったら断られた・・・」という話も
出たそうです


「関東プチ同窓会」でのこと・・・
同級生のAくんが話してくれました

Aくんは会社で人事の採用面接の担当をしていて
最近応募者の中に「乳がんなんです」と申告された方が
いたのだとか

Aくんは「私の友達(私のこと)にも乳がんで治療中の人が
いるけれど彼女も元気に頑張ってる だからあなたも大丈夫
ぜひ働いてください」と話し採用したのだそうです


この話を聞いてすごく嬉しかったです
A君に心から感謝しました


私は「世間のがん患者のイメージを変えたい!」とずっと
思って過ごしています


リスクは元気な人も病気を抱えている人も同じだと思うので
やる気がある人には「がん患者」でも
平等に機会を与えてほしいと思っています
少し役立てたかなと本当に嬉しかったのでした



今回のおしゃべり会の結論は
「とにかくひとりで家の中にこもっているより外に出た方がいい」
でした


一歩を踏み出すと世界が変わるかも・・・
仲間に出逢って「ひとりじゃない」って思えたら
前に進んで行く元気につながるかも・・・



次回の「おしゃべり会」は記念すべき第50回となりますね

10月17日(土)10:00~12:00 です


お一人で参加が不安な方は付き添いの方とご一緒に
参加も可能ですからね~

皆さんのご参加をお待ちしています



クロマロさ~ん お忙しい中レポートありがとうございました!