マスタークレンジングデトックスで体内からクレンジング
3日間のマスタークレンズをしました。今日はそのマスタークレンズのやり方を詳しくご紹介します。 オフィシャルウェブサイトにも沿っているので正しくできると思います。いままでいろいろなファスティング(断食)を試してきましたが、私にとっていちばんやりやすいのはマスタークレンズダイエット。“断食”というとなんだか大げさな感じがしますが、体の内臓器官を休めるということは私たちが昔から自然にしていることです。一日や二日食べないということはそんなに大げさのことではありません。現代の食生活でいつからか 《3meals a day ルール》が登場し、朝食をしっかり食べないと体に良くないと教わってから私たちは朝も昼も夜も内蔵器官を休めることなく食べ続けています。
まず最初に、マスタークレンジングとはスタンリーボロー自然療法士が1940年代に考案した、体内から毒素を排出し体の自然治癒力を高めるという健康法。食事は3日~10日間とらずにレモンにメープルシロップとカイエンペッパーを加えたものを飲みます。初めてのマスタークレンジングでしたら、無理なく2日半ぐらいからをおすすめします。その間にハーブティーや毎朝1リットルの食塩水を飲んで腸内を洗浄します。内臓を休ませることができ、体内にたまった老廃物を排出することができます。
マスタークレンジングやほかのファスティング(断食)でも大切なことは、いきなり元の食事に戻らずに白粥やスープなど内臓への負担が少ない食事からとり始め、ゆっくりと通常食に戻していくことです。古代のインドの言葉で、「断食は頭が良くなくても誰でもできるが、賢いものだけが断食の後を知っている。」というのがあります。この意味は断食を始めるのは簡単ですが、その後断食をし、体内クレンジングをしたからといって喜んで暴食をまた初めてはいけないという意味です。
そんなことはしないよ、と思うと思いますが、断食をしているときは断食が終わったら、あれが食べたい、これが食べたいなどと頭で想像します。(私だけかな?) どの断食の後も体の内臓器官が休まり、リセットされたばかりなので揚げ物や、お肉などの消化の悪いもので体をびっくりさせないでください。温かいスープ、お粥などが最適です。
マスタークレンズは温かいレモネードを飲む体内クレンジング法なので、ジュースデトックスで体が冷えてしまってうまくいかなかった方、(わたしでした。)水断食がつらくてできなかった方にも向いています。
ではなぜファスティング(断食)をする必要があるのかというと、現代の食生活で私たちは食べすぎているからです。マクロビオティック (Macrobiotic) 食事法の本でも、暴食は病気の原因になると書かれ、古代アーユルヴェーダでもお腹がすいていないときは食べない、間食はしない、なぜならアーユルヴェーダでは多くの病気は消化器官の不良、消化不良化からきているとされているからです。
これを食べたら健康になった、健康のためにこの食品をとろうという広告業界や、宣伝がメジャーになるずっと前の古代の教えに少し耳を傾けるだけで、健康でい続けるには何が本当なのか教えてくれます。
私の母は20代の頃から朝食と昼食を食べることが嫌いだったそうです。というのも、食べると体が重くなり、頭がぼーっとするので、食べるのは夜だけだったそうです。特に祖母から教わったわけではなく、体の声を聞いていたらそうなったそうです。そのため、忙しい母の睡眠はいつも夜中12時過ぎ、毎朝6時には起きていますが、母の睡眠は昔から5時間半から、最長でも6時間程度でした。それなのに、母はいつもエネルギッシュで一日動き回っています。見た目も60歳になりましたが、どうみても40歳半ばぐらいで、肌もつやつやです。昔から私は母とショッピングにいくと、今日は姉妹でお買い物ですか?と店員に聞かれます。見た目があまりにも若かったので友人からも本当にお母さん?などと冗談で言われていました。
私は食欲旺盛なのでお昼と夜はしっかり食べますが、いつからか朝食は食べていませんでした。というのは朝はお腹がすいたことがないからです。そして朝食を食べないと体の調子がとてもいいのです。眠くならないし、頭も冴えています。受験勉強の時は特にそうでした。朝食を食べない、と聞くと健康に悪いよ、朝はしっかり食べないとだめだよ、などと言われたことがあるのですが、朝食を食べると体が重くなるのです。
朝食の歴史からみてみても1日3食という食習慣が始まったのは、長い歴史からみてそんなに昔のことではありません。
欧米でも同じです。日本でしたら朝ごはんにお味噌汁とご飯だったら想像がつきますが、日本の伝統的な食生活はいつからか崩れ、 朝食はシリアルや、マフィン、菓子パン、砂糖入りヨーグル、ベーグル、などを食べる人が多くなっています。 このような食べ物は血糖値を急上昇させますし、お砂糖がたっぷりと入った加工食品を朝から食べるのは体には良くありません。そして朝食食品業界にとって私たちが食べることを増やすということは非常に有益なこと。某米大手のシリアル、コーンフレーク会社などは 朝食ビジネスの為に莫大なお金をコマーシャル、雑誌の広告に費やしていることを考慮してください。
私たちは様々な健康食品、オーガニック食品を使って健康に気を遣おうとしていますが、最高の健康法は断食だと実体験を通して感じます。断食をすることによって、普段消化で常に忙しくしている内臓を休ませてあげると、その他の体の修復しなければいけない箇所を内臓はリペアし始めます。食べないと体も疲れないので、断食をしているときは睡眠時間は6時間程度で済みます。昔の格言でも、「すべての薬で一番良いのは、休息と断食である」「断食で治らない病気は、他のどのような治療でも治らない」 「断食はメスを使わない手術である」 などと言われているように。
健康でい続けるには常にオーガニックの野菜を買い、この食品も、あの食品も食べなければならないし、お金がかかると考えがちですが、健康でいるためには少食で食べないことも大切ということを頭に入れておくと良いかもしれません。そして断食にはお金がかかりません。最高のデトックスと内臓を休ませるアンチエイジングの機会でもあります。
それではマスタークレンジングベッドの方法です。
マスタークレンジングは自宅に一日いるときに行ってください。土日祝日などの週末を利用するのもよいかと思います。
最初に“Salt Water Flush”(塩水腸内クレンジング)から始めます.マスタークレンジングは体に溜まった毒素を除去することが目的なので、塩水クレンジングから始めます。 次の1時間でいくつかの除去が行われる可能性があります。
塩水の作り方
・水1リットルを準備。
(フッ素や塩素が入っていない水を用意します。)
・ヨウ素が含まれていない天然塩(non-iodized sea salt)小さじ2杯
方法
①水をぬるま湯になるまで温めて、塩を足して朝一番に飲みます。空腹時に摂取する必要があります。塩水を飲んだ後しばらくして排泄が起こらない場合は、塩の量をわずかに増やします。最初に空腹状態で塩水を飲み、腸内洗浄をすることによって、体内の老廃物を排出してくれます。
②生理食塩水を飲み終わり、排便のあとマスタークレンジングジュースを飲む。
【マスタークレンジングジュースの作り方】
材料
・レモン絞り汁・・大さじ2杯
・純粋なメープルシロップ・・大さじ2杯
・カイエンペッパー・・大さじ1/10
300ccに混ぜて出来上がり。
飲む時間と量は特に指定はありません。私は2リットル毎日飲みました。ハーブティーも途中に入れました。
③マスタークレンジング終了後
少しづつゆっくりと一週間かけて通常食に戻していきます。体の消化に負担がかかるアルコール、揚げ物、お肉、魚は避けて野菜中心の食事にし炭水化物(ごはん)はおかゆなどで摂取しましょう。復食が一番大事です。マスタークレンジングの注意点として、復食1週間は、お肉、お魚、揚げ物、乳製品、砂糖(はちみつを含め)、加工食品、食品添加物、遺伝子組み換え食品は控えてください。その他に、生理中は避け、体調が悪かったり、薬の服用、妊娠中、何かしらの病気をお持ちの方は医師に相談してから行って下さい。生理中も避けます。体の内臓器官を休ませることはとても大事です。体、頭、精神の全てをクレンジングしてくれる最高の浄化方法。断食をする!と力まなくても一日食べないで内臓を休ませてみませんか。
みなさんが健康でいられますように。
マスタークレンジングのフィードバックお待ちしてます。
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自然を愛するヨギーニ、野菜料理研究家のRadhaです。
ヨーロッパからオーガニックやハーブの情報、シンプルで自然と調和した生き方、Buy less, Create more をモットーにレシピ、ヨーロッパのオーガニック最新情報をお届けしています。