KindleUnlimitedさんで読ませていただきました。
タイトルは、『「役に立つ娘だけが愛される」家で育ったので、役に立たなくても愛される辺境伯に戸惑っています』です。
あらすじ:
「役に立つ娘だけが愛される」と父母から教え込まれて育ったヴァレル侯爵家の長女エレノアは、毎日成果を上げることだけが自分の存在価値だと思って居た。「冷酷な姉」の汚名を着せられ、婚約破棄され、婚約者を妹に奪われた。そんな彼女に、北の辺境伯アルフレートとの縁談が持ち込まれる。アルフレートは、「春解き条項」(初冬に結んだ婚姻は、春の雪解け後、一度だけ無条件に見直しが出来る)を組み込んだ婚姻書を差し出す…。
すご~く期待して読まなかったのですが、ものすごく面白かったです。
(良い方は良くないかもしれませんが)「タダの恋愛小説」ではなくて、傷つけられたヒロインが、ヒーローの力を借りながらも、自分の足で立ち上がっていく物語です。
なので、逆に言うと、甘々の恋愛もの好きな方には恋愛面は物足りないかもです~。
なるべくネタバレなく感想を書きたいのですが、たぶん、あちこち漏れちゃうかも…。
でも、本当は、ネタバレしないで、先入観無く読むのお勧めしたい作品です。
完全な毒親です。
エレノアさんちの侯爵夫妻。
親が二人とも性格的に毒で、似た者同士がくっついたのか??それとも、どっちかの影響でそうなったのか??
謎ですが、彼らは、娘たち(エレノアさんと妹のリネットさん)を道具としか思って居ません。
エレノアさんが実務担当(数字に強いしごでき女子)。
妹のリネットさんは社交担当(ニコニコ笑って綺麗なお人形さん)。
母親から、「役に立たない娘は価値が無い」と洗脳されつつ(しつけと言う虐待されつつ)育ちます。
エレノアさん、婚約者が妹に乗り換えて家を追い出されて辺境伯にとつぐことに。
辺境伯は武骨ですが優しいのですが、エレノアさん自身が、「役に立たないと生きている価値が無い」と言う強迫観念があって、なかなかに拗らせています。
ちょっとそのあたりは「ちょっとこじらせすぎじゃないの?」とすこ~~しだけイライラしました~(笑)。
(だれにも頼まれてないけど)そんなエレノアさんの強迫観念のおかげ(?)で、辺境地の問題をあれこれ解決。
次第に、回りの皆から一目置かれ敬愛されるように~。
それでも、やっぱり毒親育ちで自己肯定感が低いのですけれど~。
そんなときに、エレノアさんが、自分の家と元婚約者のとんでもない秘密に気づいてしまいます。
そして、それはエレノアさんを貶めるもの…。
それと同時に、実は妹も、自分と別な形で虐げられていたのではないかと気付きます。
そんなこんなで、エレノアさんは、自分の汚名を晴らして妹を救うために立ち上がります。
実は妹にも壮絶な秘密があるんですよ~。
それも興味深いんですよ。
ざまぁも、ちゃんとあるし、とにかく面白いですよ~。
ヒロインがうじうじ系の性格なのですが(育ちのせいですけれど)、だんだん自分の道を切り開いていくのがとっても面白かったです。
朝ドラヒロインになれそう~♪
あ~。面白かった~。
星は9つで~。
★★★★★★★★★☆
最近、ちょっと心に引っかかっていることがあるのですが、こちらの本を読んですごく気分転換になりました~。







