鶴橋の知らざれる真実?! | 追伸 4jhから愛をこめて

大阪の鶴橋に住んでいる。

 

日本一のコリアンタウン、

JR環状線 鶴橋駅、電車のドアが開くと、

焼肉の匂いに包まれることを、

関西で知らない人はいない。

 

電車からは、右手にお箸、

左手にやま盛りご飯をもって、

ぞろぞろと降りてくる、

そんな錯覚をしてしまいそうなくらい、

美味しそうな駅だ。

 

鶴橋駅を焼肉屋、韓国料理の店が、

グルリと囲む。

 

鶴橋駅には、JR、近鉄、地下鉄千日前、

そして、阪神電車まで乗り入れている。

ハブステーションである。

 

大阪内ではシンガポール的な位置付け、

そうなってもおかしくない街だ。

 

在日コリアンと日本人、

まだあまり日本が話せないコリアンが、

鶴橋の街を作っている。

 

人口も多く、便利な街なのに、

マクドナルド、ミスタードーナツは一軒もない。

しかし、駅に前に餃子の王将は2件ある。

 

スターバックスはないが、

ノンスモーカーを寄せ付けない、

入り口のガラスが紫の喫茶店は無数にある。

 

この街をガラが悪いと、

そう思っている人が多いが、

実は非常に平和で暮らしやすい街だ。

 

鶴橋の歴史は古く、に鶴橋駅とその商店街から、

東に向かって下町が広がり、

独特の文化を形成している。

 

うちの子供が2歳くらいの頃、

近所を30分も散歩すれば、

長屋に住むばあちゃんたちに、

みかんやら、お菓子やらを持たされて、

帰ってきた。

 

ばあちゃんは言う、

「ここは風がよく通るんよ、

   だから子供が育つんよ」

 

夕方になると狭い路地を、

気持ちのよい風がふ気抜ける、

タンクトップ、ノーブラのおばあたちが、

団扇を仰ぎながら、

子供たちを優しく見守ってきた。

 

一昨日、パク政権を非難する、

抗議演説、行進があった。

 

政治があれると、鶴橋の外から、

人がやってくる。

 

子供と一緒に、ドラマを見ていたら、

ラブシーンが始まって、バツが悪い、

そんな感じで、鶴橋の住人たちは、

やり過ごす。

 

居心地の良さはずっと変わらない。

 

 

 追伸 4jhから愛をこめて

 

政治ではなかなか実現できないが、

ある種の理想が、

ずっと前からここにあるようにも思う。

 

これから未来へむけて、

ここは実は最先端ではなかろうか?