アメリカ、カリフォルニア州にある

ハートマス研究所では、

 

脳の認知機能によって乱れた心拍リズムを

感謝や愛しさなどの共感的な感情によって心臓と脳を同期させ

 

「共感」と「洞察」の相乗効果によって「感情知能」を高め、

心身にレジリエンス(柔軟性、回復力)をもたらす手法

 

コヒーランス(心臓呼吸)法を開発しました。

 

ハートマス研究所の研究では、

この心臓と脳との同期によって

 

神経伝達物質を伝達する脳にある「感情脳」としての扁桃体から

太い迷走神経を通って心臓と脳との懸け橋をし、

 

コヒーランスによって
心臓から送られる情報を整ったものにすることで

 

「感情脳」である扁桃体も正常さを取り戻し、

混乱していた脳に明晰さを取り戻せるようになることが解明されました。

 

 

脳には「感情脳」と「思考脳」とがあり、

 

感情脳が何かの出来事でネガティブに反応すると、

思考脳は正常に働かなくなります。

 

お互いがフィードバックシステムでつながっているので、

感情脳が過剰な反応をすると思考脳も停止してしまうことで

 

脳(システム)は的確な判断をすることができず、

迷走状態になり混乱してしまいます。

 

 

 

脳とハートの回路つなげるコヒーランステクニックに

 

NVC(共感コミュニケーション)という

「感情」と「ニーズ」をつなぐスキルを組み合わせたものに

 

コネクションプラクティス というものがあります。

 

 

 

ハートマス研究所の開発したハート呼吸法と

感情を通して自分とつながるNVCの対話ツールによって

 

わたしたちは

自分の脅かされた感情と混乱した思考を

 

愛と喜びの源にリソースすることができます。

 

 

また、それらのハートの知性を取り戻すことで

さらに深い深淵なる自己とのつながりを回復することができます。

 

 

 

クリヤヨガの瞑想を取り入れた

ハートから全体性へとつながる

 

ハートの祈り 

 

わたしたちを神聖な自己へと

導いてくれます。

 

この本の中に紹介されている祈りの本に

 

「あるロシア人順礼者の手記」

というのがあります。

 

 

 

 

この本はクリヤヨガを実践していた

J・D・サリンジャーの短編に登場する貴重な本です。

 

祈りの実践について書かれた本です。

 

 

また、「ザ・パワー・オブ・ザ・ハート」という映画では

マインドを超えたハートの可能性を

紛争と心臓移植という実例を通して語られています。

 

 

 

私たちは今

祈りの力を使って

ひとつの大いなる源へ還ろうとしています。

 

 

自己の内側の投影された世界と向き合う中で

 

わたしたちはそれらの題材を使って

自己の再統合へとハートと脳をつなぎ

 

それぞれの多様性を

 

地球上のあらゆる生命体と共生しながら

人類はバージョンアップしていきます。