ひなたぼっこなんて大層なものでは無いけれど、歩道に鎮座してニコチンをキメている。

上手くいかなくてなんだかなぁなんて、そもそも大して上手くいってないとしよう。ならばそこから少し落ちればなんだかなぁと思うのが人の常。嫌なことなんてごまんとある訳で、最悪を想像してみればまだマシだろう。

ならば落ちるも落ちぬも気の持ち様で、そんな誤差如きで生きにくくもなるもので。
現状を顧みればどう考えたって終わっているし、日本において私の生き方は間違っている、そう捉えられがちだろう。

只、徒?唯?始め良ければ半ば良し、半ば良ければ終わりよし、終わり良ければ全て良しの一本道じゃないだろう。それが一般的に容易いかもしれないが、過去の私にとっては耐え難いものであったからこその今がある訳で。
それぞれのペースで良い、無理しなくて良いよ。リスクを取ればリターンも見込めるはず。

終わってる私にだって声をかけてくれる人々が居る。素晴らしい今だろう。
その今を手にする為に頑張って来れた訳で、そりゃあ全体を通して今の所褒められたもんじゃないとは思うけれど、今の私にとっては申し分無い以上である事は確かだ。
私は過去の自分を自分ではあるけれど他人のように感じているから、頑張って来れたって表現を使っているのだよ。
だからなんだって話かもしれないけれど。
過去はもはや他人で、今の自分がそんなに気負う必要は無い訳よ。
頑張ろうな、ほんの少しだけ。