先日、友人の外国人の彼氏に初めて会った。
その彼氏は、顔が若干コワモテであるが良い人なので
壁を取り除いてあげるために素敵な日本語とその使い方
を教えた。
「どんだけ~」( ̄▽+ ̄*)
・・・・そうして、私が機内の外国人乗務員たちに教えてきた
数々の言葉のことを思い出した。
日本に飛ぶ外国人乗務員たちはわざわざ選べる数々のフライト先の中から
日本を選ぶ、日本のことが好きな人たちである。ゆえに、あの人たちは
日本語にも興味を持っている。
「で、ちょこ。今日はなんかおもろい言葉ないのん?」
「前のん覚えてるん?」
「覚えとるよ!えーっと・・・“そーです、わたしが~変なおじさんで~す。”
“あい~ん”“でっかくなっちゃった~”」
「もすごい覚えてるやん≧(´▽`)≦」
「だって毎フライト、日本人のお客さんに言ってるもん。もっすごい
ウケるから嬉しいねん!!」
「そっか~。よかったね~。今日はどんなんがいいかな・・・」
「うけるやつがええわ。・・・ゲイって日本語でなんて言うん?」
「え・・・・おかま。」
「それしょ。えーっと・・・“わたしはー、おかまがいじんです。”」
自虐的やな・・・・ま、おもしろいからいっか(*゚ー゚)ゞ
フライトが始まった。彼は私の反対側の通路で飲み物のサービスを
行っていた。やがて、日本人の男の子たちの大きな笑い声が響いた。
その声の方向を振り返ると、そこにはめっちゃ誇らしげな彼の笑顔が
あった。何度となく違う席のお客さんを笑わせた彼は、ものすごい
満足気にギャレーに戻ってきた。
「いや~、今日もやったったわ~。さんきゅーな、ちょこ!」
・・・私は、この記事を書きながら、先ほど、前の会社の同期にメールを打った。
「トム(仮名)に、おっぱっぴーも教えてあげてね。」
彼女から返事が返ってきた。「奴は、もう使いこなしてる。」
そんな彼のことが大好きである。