大阪のおばちゃん | 新♪ここだけの話♪♪ ~スッチー編~

新♪ここだけの話♪♪ ~スッチー編~

空の上のおもしろい話、つつみ隠さずぶっちゃけます♪

今回はおばちゃんたちがい~っぱい乗ってきました。おばちゃん達、

買い物好きですね~。

きのう免税品の売り上げが20ありました。

そんな中、免税品販売担当のアメリカ人スッチーとおばちゃん

抗争が勃発しました。


免税品のカートは2台ありましてそれをアメリカ人が二人ずつで担当し、

機内販売します。

私は、御飯でも食べようとビジネスクラスの、使わなかった残り物を

物色してました。そこへ・・・入ってきてはいけないビジネスクラスに

免税品のカタログを持ったおばちゃんがエコノミーからドスドス入ってきた。


「ちょっと!!!そこの日本語!!来て!!」


         せめて、「日本人」と呼んでください・・・(/TДT)/

          

おばちゃん達は私の腕をつかみ、エコノミーの免税品のカートのところ

まで引きずって行った。


「これ、欲しいってゆうて!この人ねえ、さっきから言うてるのにぜんぜん

こっちも向かへんの!」


担当のアメリカ人スッチーの顔を恐る恐る見た。。。。すごい形相で

怒っている。。。。


          わ・・・・・アメリカ人怒らせたら恐いのに・・



そのアメリカ人スッチーは私に向かって一気にまくしたてた。


「この日本人、どうにかしてくれへん??他の客に対応してるときに

このおばちゃんが割り込んできてカートの中にあるものを勝手に触ろうと

したから、ちょっと勝手に触らんとってよ!って言うてんけど、ずっと

中の商品を勝手に触ろうとするねん!!」


           おばちゃん。。。。。。(ノ_・。)


        「恐れ入ります。こちらの乗務員が先ほどは他の人を応対中でしたので、

        ご無礼な態度で失礼しました・・・・と申しております。申し訳ございませんでした。

        代わりに私でよければお伺いいたしますが。」


            ウソも方便・・・・・(^-^)


「ふん!そうなん。感じ悪い人やねえ!ほな、あんたでええわ。

あのねえ、この香水と、このチョコレート二つと~・・・」


とおばちゃんが選んでいたら、先ほどのアメリカ人スッチーが怒り出した。


「ちょっと~!なんで、謝らへんの?彼女は私に謝るべきやわ!

勝手に人のものを取ろうとしてんから!」


         「いや、取ろうとしたわけじゃなくて見たかったんだと思うよ。」


「それにしても勝手に触って、それを注意したら私に怒鳴って、

私を押しのけてあんたのところに行ったんよ!押しのけるなんて

暴力行為やんか!謝れって言ってよ!」


         「そんな事言ったら、もっとモメるからイヤや!!!」


「あんたがイヤとかそういう問題じゃないねん。私はほんまに

押されたんやから。」


私は、そのスッチーとモメることになった。これは文化の違いということで

丸く治めるしかないと話し合っていたら・・・・・おばちゃんが、


「これこれ。これ、なんぼ?日本円で!」


と、カートのにあったはずのチョコレートを私に見せている。。。。


         わ~~~~!また勝手にとってる~~!!!

        終わりや~~~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



      「・・・お客様・・・ダメです・・」


と私が言うのと同時に、アメリカ人スッチーがチョコレートの箱を

おばちゃんから取り上げた!いや、正確に言うと取り上げようと

したが、大阪のおばちゃんはスゴイ!取り上げられると瞬時に

悟ったおばちゃん、チョコの箱を両手で持ち、絶対に離さなかったのだ!!


騒ぎを聞きつけたパーサーがやってきた。ついでに、フラフラしていた

休憩中の機長も来た。

なんでいつまでも買えないのかと怒るおばちゃんを横目に、またいつもの

「会議」が開かれた。


結果はおばちゃんが負け・・・・私がおばちゃんに「今後、絶対に勝手にカートから

物をとってはいけない」ということを納得させることになった。納得させた時点で、

おばちゃんには購入権利がもらえるらしい。


こういうのは、文化の違いを前面に出し納得してもらうのが良い・・・というのは

長年の勘。そのように説明し、なんとかおばちゃんも納得して、


「ああ、触んなーゆうてはんねんね。わかったわかった。

でも遅いんやもん。ねえ?」


というおばちゃん。さあ、やっとおばちゃんが買える時が来た。


「ほな、この時計と~・・・」


と機嫌を直しているおばちゃん。アメリカ人スッチーがカートの中の、時計の

入っている棚を空けた瞬間・・・・・・・・・


「あ、これもええな!!!」



と言いながらおばちゃんの手が棚に伸び、別の時計を勝手に手に取った・・・・


           手グセわるっ!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



おばちゃんは、私の納得が通じなかったものとみなされて、購入権を剥奪された(:-:)

手癖が悪いだけで、悪い人ではないので可哀想になった私は、ビジネスクラス用の

チョコレートをいくつか持っていってあげた。

その時、私の反対側の手には子供にあげるためのトランプがあった。

・・・・そのトランプがどうなったかは、言うまでもないでしょう・・・・┐( ̄ヘ ̄)┌