今回はおばちゃんたちがい~っぱい乗ってきました。おばちゃん達、
買い物好きですね~。
きのう免税品の売り上げが20万ありました。
そんな中、免税品販売担当のアメリカ人スッチーとおばちゃんの
抗争が勃発しました。
免税品のカートは2台ありましてそれをアメリカ人が二人ずつで担当し、
機内販売します。
私は、御飯でも食べよう♪とビジネスクラスの、使わなかった残り物を
物色してました。そこへ・・・入ってきてはいけないビジネスクラスに
免税品のカタログを持ったおばちゃんがエコノミーからドスドス入ってきた。
「ちょっと!!!そこの日本語!!来て!!」
せめて、「日本人」と呼んでください・・・(/TДT)/
おばちゃん達は私の腕をつかみ、エコノミーの免税品のカートのところ
まで引きずって行った。
「これ、欲しいってゆうて!この人ねえ、さっきから言うてるのにぜんぜん
こっちも向かへんの!」
担当のアメリカ人スッチーの顔を恐る恐る見た。。。。すごい形相で
怒っている。。。。
わ・・・・・アメリカ人怒らせたら恐いのに・・
そのアメリカ人スッチーは私に向かって一気にまくしたてた。
「この日本人、どうにかしてくれへん??他の客に対応してるときに
このおばちゃんが割り込んできてカートの中にあるものを勝手に触ろうと
したから、ちょっと勝手に触らんとってよ!って言うてんけど、ずっと
中の商品を勝手に触ろうとするねん!!」
おばちゃん。。。。。。(ノ_・。)
「恐れ入ります。こちらの乗務員が先ほどは他の人を応対中でしたので、
ご無礼な態度で失礼しました・・・・と申しております。申し訳ございませんでした。
代わりに私でよければお伺いいたしますが。」
ウソも方便・・・・・(^-^)
「ふん!そうなん。感じ悪い人やねえ!ほな、あんたでええわ。
あのねえ、この香水と、このチョコレート二つと~・・・」
とおばちゃんが選んでいたら、先ほどのアメリカ人スッチーが怒り出した。
「ちょっと~!なんで、謝らへんの?彼女は私に謝るべきやわ!
勝手に人のものを取ろうとしてんから!」
「いや、取ろうとしたわけじゃなくて見たかったんだと思うよ。」
「それにしても勝手に触って、それを注意したら私に怒鳴って、
私を押しのけてあんたのところに行ったんよ!押しのけるなんて
暴力行為やんか!謝れって言ってよ!」
「そんな事言ったら、もっとモメるからイヤや!!!」
「あんたがイヤとかそういう問題じゃないねん。私はほんまに
押されたんやから。」
私は、そのスッチーとモメることになった。これは文化の違いということで
丸く治めるしかないと話し合っていたら・・・・・おばちゃんが、
「これこれ。これ、なんぼ?日本円で!」
と、カートの中にあったはずのチョコレートを私に見せている。。。。
わ~~~~!また勝手にとってる~~!!!
終わりや~~~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
「・・・お客様・・・ダメです・・」
と私が言うのと同時に、アメリカ人スッチーがチョコレートの箱を
おばちゃんから取り上げた!いや、正確に言うと取り上げようと
したが、大阪のおばちゃんはスゴイ!取り上げられると瞬時に
悟ったおばちゃん、チョコの箱を両手で持ち、絶対に離さなかったのだ!!
騒ぎを聞きつけたパーサーがやってきた。ついでに、フラフラしていた
休憩中の機長も来た。
なんでいつまでも買えないのかと怒るおばちゃんを横目に、またいつもの
「会議」が開かれた。
結果はおばちゃんが負け・・・・私がおばちゃんに「今後、絶対に勝手にカートから
物をとってはいけない」ということを納得させることになった。納得させた時点で、
おばちゃんには購入権利がもらえるらしい。
こういうのは、文化の違いを前面に出し納得してもらうのが良い・・・というのは
長年の勘。そのように説明し、なんとかおばちゃんも納得して、
「ああ、触んなーゆうてはんねんね。わかったわかった。
でも遅いんやもん。ねえ?」
というおばちゃん。さあ、やっとおばちゃんが買える時が来た。
「ほな、この時計と~・・・」
と機嫌を直しているおばちゃん。アメリカ人スッチーがカートの中の、時計の
入っている棚を空けた瞬間・・・・・・・・・
「あ、これもええな!!!」
と言いながらおばちゃんの手が棚に伸び、別の時計を勝手に手に取った・・・・
手グセわるっ!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
おばちゃんは、私の納得が通じなかったものとみなされて、購入権を剥奪された(:-:)
手癖が悪いだけで、悪い人ではないので可哀想になった私は、ビジネスクラス用の
チョコレートをいくつか持っていってあげた。
その時、私の反対側の手には子供にあげるためのトランプがあった。
・・・・そのトランプがどうなったかは、言うまでもないでしょう・・・・┐( ̄ヘ ̄)┌