うちの会社の、とあるベースは選りすぐりの個性派の人間が
集まっています。その中で、こんな事件がありました。
そこのベースには、ある素晴らしい(?)カリスマがいます。
カリスマの名は、トニー(仮名)。推定年齢 40歳。トニーは、
みんなのアイドル・・・・というか憧れの存在。彼が道を通ると、
その姿に見とれて顔を赤らめている男性のゲイ乗務員が
いっぱいいます。
そう、トニー(仮名)は、「KING OF ゲイ」なのです!!
トニーは、常夏の島の人間らしく浅黒く日焼けし、なんやー
ゆうたらすぐに手鏡で、自分の宇宙戦艦ヤマトみたいな
リーゼントヘアーをチェック、その後、歯をチェックします。
彼の歯はそれはもうキレイな真っ白で、いつもニコッと
微笑みます。そして、体からは、いつも同じココナッツの激臭!
私は、キツイにおいに臭くて絶えられないけど、ゲイの皆様は
「お~、トニー(仮名)は今日もそそる匂いをつけてるわ♪」
と酔いしれているのです。
大体、私たちは7人で飛行します。パーサーがトニーの時は、
私以外全員男性ということもよくあります。みんなトニー目当てで
他の人にフライトを変えてもらったりするのです。トニーと一緒に働く
ビジネスクラスはいつもゲイで取り合い。
「ちょっと~。こないだもあなた、ビジネス取ったじゃない!
たまには変わってよ!」
「や~よ、うちの会社は年功序列!先に入社した者勝ち
だわ♪」
「今の、聞いた?ナンなの、その言い方~。やだ~も~~!」
なんでもええがな・・・はよ決めてよ・・・・(@-@)
そんな毎回の状況を、クスッと笑いながら微笑んで見ているトニーに
「もてる男の余裕」というものを感じた。
そんなトニー(仮名)が、ある時、飛行前のブリーフィングでこう言った。
「今日は、僕のパートナーが一緒に乗ってくるんだ。席は
○ーCだから。よろしく。」
おっと!!トニーと付き合ってるのは、どんだけ素敵な
男の人やろう・・・
機内に入った。他の乗務員たちには、心なしかどんよりムードが漂っていた。
「トニー(仮名)のパートナー見たことある?私初めて!!」
「私たちもよ!みんなトニーにパートナーがいるなんて
聞いたこと無かった。最近できたのね、ふん。もし、
とんでもないブサイクだったら、みんなでイジメテやるわ!」
搭乗がはじまった。トニー(仮名)は、いつもに増してお客さんに歯を見せて
笑っていた。私は、搭乗口に立ってお出迎え。ジェットブリッジの向こうから、
ドアに向かってキョロキョロしながら一人の少年(推定年齢14歳)が歩いてきた。
「いらっしゃいませ。お座席おわかりですか?」
「や・・僕は・・・はい。知ってます。」
彼は乗ってきたドアのそばで微笑む誰かを見つけた。
ん??うそうそ。若すぎやわ。ちゃうちゃう!絶対。
私の願いもむなしく、熱い抱擁とキスが私の目の前で行われた。
ト、ト、トニー(仮名)!!!!?自分、ロリコンやったん・・・・
一通りのキスが済み、私の横で搭乗のご挨拶をしているトニー(仮名)に
聞いた。
「わ・・・若いよね・・彼。パートナー。ね??」
「若く見えるけど、実際は15歳だよ。」
いや・・それぐらいに見えるよ・・・・ (:-:)
他の乗務員達は、次から次へとその15歳のパートナーを見学に
やってきた。一人は、からかってオシリを触ってやったって言ってた。
その日はいつもに増してやる気のない外国人乗務員たち。
口をそろえてこう言ってた。
「ゲイで、ロリコンって最悪!もう、私今すぐにでもこの飛行機から
降りたいわっ!」
でもさぁー、そう言うてるあなたは、ハゲのオッサンやん・・・・・・・・
あなた達よりは、あの若い子を選ぶかも・・・・・・・