ここ19年間、延べ100名近くの生徒さんを家庭教師形態でみてくると、
親御さんとこどもの成績の関連についてわかることが出てきます。
たとえば、宿題ができなかったことを親が「この子部活が忙しくて・・」と理由をつけて
あやまってきたり、子供ができないことに対してなんとも思わない親もいます。
自分の子育ては、自分が育ってきたようにしかできないものですが、
たとえ放任主義の親に育てられたとしても
できないことはあり得ない、
できないのは自分の責任だ
と一生懸命教える親と、
しかたないわね、この子はこうなんだ
とあきらめる親では子供の成績に大きな違いが出ます。
勉強ができる親は、勉強のできる子を産みますので、主婦同士の会話で子供が勉強が
できないという会話は出てこないです。
勉強のできる親は「勉強はできて当然」という認識があるからです。
さらにどんなことで特技をいかしていくか、さらに上のレベルへ集中していきます。
私もハイレベルの生徒さんをみることもありますが、河合塾とハイレベルを受講、そして学校も厳しい公立の中学といった環境で、どんなふうに子供に接し、どんなふうに子育てをしているのか、親御さんを注意深く見るときがあります。
土日はどちらかの日は、体験学習や勉強にあてて、勉強する時間を作っています。親御さんも仕事や、勉強ができるタイプですと、習い事や自分の仕事の研究に当てている方が多いですね。
その中でも注目すべきは
時は金なり
5分あれば〇〇できる
という認識が親にも子にも備わっています。
ながら作業にもこだわります。
時間を大切にしているので、
3分だけ寝ていい?と指導中に聞いてきたりします。
本当に疲れていていっぱいいっぱい頑張ってる様子が
つたわってくるので「いいよ」といって、3分を延長してあげます。
5分以内に解こうか?!というとぼーっとしていた子が、とても一生懸命に取り掛かる時があります。
勉強を一生懸命やってきた親御さんは70点台が問題あり、(たとえば小学生では8割できていないと問題)としてすぐさま対策にとりかかります。必死で自分で教えます。うちの母は、祖母ができない問題を書き出し、毎日プリントを作って解かせていたそうです。優秀だなと思った生徒さんは、親御さんや兄弟が勉強ができるので、教えてもらっているようです。大学受験も祖父母やご両親の力を借りて、有名大学に合格された家庭もあります。
学校の、勉強が進むのはあっという間です。特に算数のスピードはすさまじく、積み重ねの教科なのでわからないままできないままにしておくと後で取り返しのつかないことになります。
中学ではどうしてこんなにも塾にいく生徒が増えたのかは、小学校での計算の量が減ってきていることは前のブログでもお伝えしましたが、
それ以外にも数の概念や分数の概念が抜けていること、文章題を解けない子供が増えていることが
あげられます。
本読みを親世代がしないことで、読書離れが進み、子供も本を読まなくなります。読書が好きな子供や親も常に読んでいるし、両親ともに本が好きだからこそ、本屋さんや図書館に通ったりするのが日常化しています。
親御さんが子供に勉強を教えているのです。日曜の朝=お父さんが勉強を教える時間となっているようです。
文教地区、夕方の内科にいくと、中学生がお母さんの隣で英語の教科書の音読をしています。中学でよい成績と取るには欠かせない教科書の音読ですが、待ち時間も無駄にしないように工夫している親御様はさすがだなと思います。
小学校の勉強は自分でやるものか?
の答えは実はNOです!
これは小学校の長年の教諭や塾長とも話をしてきましたが、小学校の算数は、親が教えるものなのです。
親の援助があってこそ成り立ちます。
お仕事で忙しい親が増える→勉強を十分に教えられない→中学で躓く
という形ができていきます。
小学校の内容であれば1年から6年まで教科書ガイドさえあれば、どんなに勉強ができない親でも教えることはできます。さらに、勉強のやり方が合っていれば、どんどん伸びていきます。
スミレ塾では、
一生懸命に教えている親御さんのお子さんはどんどん伸びていきますし、
できないのはしょうがない、学校のせいや塾のせいだと思い、自分のせいじゃないと認識している親御さんは、伸びが悪いです。
このようなご家庭は、全員でよく遊びに行ったり、食べに行ったり、娯楽に行ってしまうケースが多いです。勉強ができる子が、芸術や文化を楽しんだり、興味を引くような体験などに費やす反面、
ただ、楽しいことを親子でしてしまいます。10年20年30年先のことを見据え、頻度を減らしたり、自己啓発に家族で当たる必要があります。
親にあきらめられて、成績の伸びが悪く結果がでずに苦しんでいるお子さんは、親御さんの声掛けや勉強する環境作り、目標意識を持つことだけでもかなり変わります。
私がどれだけ少ない時間教えていても伸びないケースも、親御さんの意識で変わることがあります。
ではスミレ塾は何をやるの?というと、
スミレ塾では正しい方法で十分な量できるようにお手伝い+習慣づけができるようにルーティンチェックを習慣づけています。
お母様がどれだけ忙しくても、ある程度のご協力は必要です。
スミレ塾で、ある程度の協力(算数と本読みだけでいい)をしていただければ、力はついてきて、中学で塾にいれなくてもよいほどになっているでしょう。
お母様お父様と目標を決め、絶対にここまでやる、できるようにしようという風にやるのか、
まったく目標をもってやらないのか全く結果が違ってきます。
何度も言うように算数は積み重ねの教科なので、むしろほかの教科は中学になってからでもがんばれば成績は伸びますので、算数と国語(本読みと漢字)だけは頑張ってほしいです。
算数はうちの塾では
数の加減乗除の意味をしっかり
数の概念をしっかり
分数の意味をしっかり
文章題は図や線分図を書いて理解させる
を強化しています。
スミレ塾では現代文のカリスマ出口汪先生が、小学生の国語力を漢字で伸ばす出口先生の漢字テキストを使っています。主語と述語をしっかりと導きだすことがいかに大切であるか、考えて作られたもので、英語の文法対策や今後の大学受験対策も行っています。
算数国語は中学になってからでは遅いので、小学校しかも低学年から力を入れていただきたいと思います。
極端にいうと本読みと算数だけパーフェクトにできていればOKです!
家庭教師形態=スミレ塾
スミレ書道教室の生徒さんは、家庭教師割引ございます。
相談はいつでも相談無料です。
スミレ書道教室以外の生徒さんは、
カウンセリングは40分で5000円、60分で7000円です。
八事教室 大きなお部屋で、医療用空気清浄機を用いて、少人数制で行います。
月に3回
月曜日 16時30分から
月曜日 17時30分から
お月謝は4500円から7000円です。
座席についてはお問い合わせくださいませ。
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メールお電話にてお問合せくださいませ。r32@sumire-shodo.com