おはようございます。かこでございます。

 

私の叔父は物心ついた3歳ぐらいから、

「人は死んだらどうなるのか」

ということが気になって仕方なく、いろん

な人に聞きに回っては、周りの大人を困

らせたそうです。

 

叔父は大人になって、無神論者となり、今

は大学で哲学を教える、哲学者をやって

います。

 

人は死んだらどうなるのか、お寺では死後

に行く極楽や、地獄は何種類かあり、よい

行いをすれば特上の極楽に行くことができ

悪い行いをすれば、とても辛い思いをする

地獄に行くと言います。

 

私が思うに地獄絵図のようなところは、恐らく

存在しないと思います。

 

あれは、科学が発達していない時代に、全て

ことを、精神世界的は発想ですべてをコントロ

ール出来ると思った、坊さんが適当に書いたん

だと思っています。

 

みんな信じてないと思いますが。

 

 

母の大の仲良しにアメリカ人のルーちゃん

がいます。

 

このルーちゃん、実は視える人なのです。

 

霊感っていうんでしょうか。

 

ルーちゃんは、通訳をしていた関係で旦

那さんと知り合い結婚しました。

 

出会った当初、旦那さんは

「僕は君を愛しているけれど、そんなに永

く一緒にはいてあげられないだよ。」

と言ったそうです。

 

そして、奇妙な絵を書いて

「これが、僕の本当の姿」

と言って、四つ足の動物にバケモノがくっ

ついたような絵を見せたらしい。

 

ルーちゃんは、旦那さんにからかわれてい

ると思い、

「何を言っているのかしらね。この人は」

と聞き流していました。

 

二人は結婚し、4人の子どもに恵まれますが

、突然旦那さんは病に倒れます。

 

ガンでした。

 

総合病院で、治る見込みもないのに年老いた

両親に同意書を書かせて、医師は複数回の手

術をします。

 

最後には、切った傷口さえ塞がらないような事

態になったそうです。

 

旦那さんには、生きる目標がありました。

 

次女の小学校の卒業式まで生きることでした。

 

そして、卒業式が終わり、病院に入院した旦那さん

は息を引き取ります。

 

 

その時、ルーちゃんは不思議な光景を目にします。

 

ベットで横たわっている、旦那さんの体が起き上が

り、窓のほうに歩いていくのです。

 

そして、しばらく窓を見つめ、窓を開けようとするもの

の、窓に触ることが出来ず、ようやくすり抜けることが

できると分かったらしく、そのまま、空の上のほうに飛

んで行きました。

 

子どもたちは、ベットの上にある父親の遺体にすがって

泣き、ルーちゃんは空高く、飛んでいく旦那さんに、

窓を開けて、手を振っていたそうです。

 
この旦那さん、今でも時々あの世からルーちゃんのところ
に会いに来るらしい。
 
決まって、旦那さんの実家のある田舎に行けば会えるそう
です。
 
当時、ルーちゃんは大阪のど真ん中に住んでいましたが、
その時は
「あまり、人がたくさんいて、ごみごみしたところでは君がどこに
いるのか、探しづらくて、降りてこれない」
いうそうです。
 
しばらくして、ルーちゃんは旦那さんの実家に引っ越していきま
した。
 
ひょっとたら、旦那さんと頻繁に会えてるのかもしれません。
 
この話は、あくまでもルーちゃんの言ったことを書いてみました。
 
真意のほどは分かりません。
 
でも、ひょっとしたら人は死んだら、空の上にあるとある世界に
いくのかもしれません。