スピンオフ編~群馬県伊勢崎市・龍の如く這う黒松に感動しました『連取の松』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。

 

今日は

群馬県伊勢崎市の

『連取(つなとり)の松』です。

 

最寄駅は

JR両毛線『伊勢崎』。

 

最寄駅と行っても

『連取の松』までは徒歩約1時間。

 

バスもありますが

本数が極端に少なく不便です。

 

お薦めするのは貸し自転車

駅南口の自転車保管所で

1日500円で借りることが出来ます。

 

サイクリングすること15分

『菅原神社』の境内に

不思議な光景が現れます。

 

こちらが

『菅原神社』の一の鳥居

この光景ではさして奇異なものはありません。

 

千本鳥居のようにも見えますが

鳥居ではないような気もします。

 

鳥居ではなく

藤棚のようなものを支える柱のようですが

なんでこんなに頑丈なものが必要なのでしょう?

 

少し進むと

頭上に大蛇のようなものが現れます。

 

さらに・・・・・。

 

さらにさらに・・・・・。

 

その先にあったのは黒松の大木。

 

1717(享保2)年に奉納され

その後、境内を這う如く成長し

1808(文化5)年の版画には

高さ1丈余り(約3m)

太さ8尺余り(約2.4m)

枝張り25.6間(約50m)四方ある

『老之松』として描かれているそうです。

 

樹齢300年を超えた現在では

高さ約5m、太さ約3.8m

枝張りは東西に約35m

南北に約26mになっています。

 

昔の版画に書かれた枝張りよりは

少なくなっていますが

昔の数値のほうが誤っているのだと思います。

 

参道を這う老松は

大蛇どころではなく龍の如くで

腰を低くしないと進めません。

 

参道の外へも延び

石に支えられている枝もあります。

 

こちらの枝は

少し高さが変化したのでしょうか

石が継ぎ足された不思議な形になっています。

 

樹齢300年を超えても

未だに成長過程のようで

予備の棚も設けられています。

 

そしてこちらが

主役であるはずの『菅原神社』。

 

1319(元応元)年

京都の『北野天満宮』の分霊を

勧請したのが始まりとされています。

 

権現造りの社殿は

拝殿こそ色鮮やかに健在ですが

続く幣殿と本殿はほぼ廃屋になっています。

 

隣にはミニ版があり

『シンマツ』と呼ばれています。

 

こちらは

1910(明治43)年に植えられたもので

樹齢は110年超。

 

垂直方向ではなく

水平方向に無尽に延びた松

自然の不思議に圧倒されました。

 

連取の松

群馬県伊勢崎市連取町591 菅原神社境内

 

次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。Hinderの『Lips Of An Angel』です。