番外編~東京都文京区千石・絶品とまでは言いませんが原風景の中で懐かしい蕎麦を味わえます『進開屋』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

 

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都文京区千石の蕎麦屋『進開屋』です。

 

最寄駅は

都営地下鉄三田線

『千石』

 

駅から徒歩10分

幹線道路から外れた住宅街に

素晴らしい建物が現れます

 

1926(大正15)年築

国の登録有形文化財のこの建物が

『進開屋』です

 

1914(大正3)年創業

関東大震災で被災し現在の建物になりましたが

その後は戦禍も免れ現在に至っています

 

小粋な行燈が

100年を超える歴史を

物語っているようです

 

大正末期で

時間が止まってしまったような店内

余りの素晴らしさにため息が漏れます

 

柱時計と立派な神棚

タイムマシンに乗ってしまった・・・

そんな錯覚に陥ります

 

『おかめ』、『たぬき丼』などなど

魅力的なものがいっぱいありますが

信じられないものを見つけてしまいました

 

『天もり』

なんと税込830円

路麺店より安いくらいです

 

価格が変動していることもあります

 

アルマイトのお盆に乗った姿が

限りなくノスタルジック

昔日の町の蕎麦屋です

 

蕎麦は二八の更科

ボリュームもたっぷり

見るからに美味しそうです

 

一口目は蕎麦だけで頂きます

特段の特徴はありませんが

昔ながらの美味しい蕎麦です

 

蕎麦猪口ではなく大き目の器

天ぷらを頂くのには

ちょうど良い大きさです

 

二口目は

山葵ちょい乗せ

蕎麦つゆちょいつけで

 

やや甘目ですが

出汁もかえしも良く

蕎麦を引き立てる蕎麦つゆです

 

天ぷらは

海老、ピーマン、茄子、さつまいも

ふわふわ系の衣です

 

蕎麦つゆに

大根おろしを入れ

海老から頂きます

 

バナメイだと思いますが

プリプリで美味

衣もサクサクでいい感じです

 

ピーマン

賛否ありますが

私は大好きです

 

茄子

甘く柔らかく美味

この蕎麦つゆに合います

 

サツマイモ

不味くはないのですが

ちょっと硬いのが気になりました

 

蕎麦湯

渋い器ですね

家にも一つ欲しいくらいです

 

開店直後ですので

蕎麦湯はまだあっさり系

私はこういう方が好きです

 

絶品とは言いませんが

建物との相乗効果もあり

美味しく頂きました

 

ごちそうさまでした

 

進開屋

東京都文京区千石2-30-6

03-3941-1307

11:00-19:30

金曜日休み

 

付録

 

これ何だか分りますか?

左側は七味の筒ですが

右側は何でしょう?

 

右にあるレバーを下に下げると

自動的に蓋が開き

小鳥が爪楊枝を一本取り出してくれます

 

次回は、本日15:00に『街角アート編』。東京都新宿区西新宿の『TENTOMUSHI』です。