ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、東京都中央区日本橋人形町の『富士喜 人形町』です。
最寄駅は、東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線の『人形町』。
駅から徒歩2分、『紅虎餃子坊』などを展開する『際コーポレーション』のブランドです。中目黒や荻窪にもありますが、人形町の店は古い家屋を利用したもので他の店とは趣が異なります。
下町の古き良き食堂の雰囲気を残したエントランス。これだけでテンションが上がります。
もともとあったものか、昔日の下町をイメージして作ったものかは不明ですが、建物としても興味をそそられます。
3階にはステインドグラスが嵌った窓。一体全体この建物の前身は何だったのでしょう?興味津々。
そして、これも興味津々。『ロース・スペアリブ骨付とんかつ』。スペアリブは分かりますが、それをとんかつにするとどうなるのか、想像ができません。
客席は1階と2階。和モダンに仕上げられています。
カウンター席の後ろにもステインドグラスが。お店の方に建物の由来をお聞きしましたが知らないとのことでした。
とんかつは、ロース、ひれ、骨付の3種類で結構なお値段です。
ランチタイムにはお得な『ロースカツ定食』もあります。
『骨付とんかつ』にも一瞬惹かれましたが、ここは初志貫徹。ビーフカツは『黒毛和牛 牛かつ』のネーミングでメニューアップされています。
『黒毛和牛 牛かつ』税込2380円に『ごはん汁香』同350円を付け、計同2730円。
『黒毛和牛 牛かつ』。ビジュアル的には洋食屋のビーフカツではなく、とんかつ屋の揚げ物です。
サーロイン130g程度がミディアムレアに揚げられています。
ちょっと脂が多いような気がしますが、お味の方は如何でしょう?
私はビーフカツにレモンは搾りませんが、このサーロインのカツレツには搾った方が良いように思います。
左側はすき焼きのタレに卵黄、右は醤油用の山葵。これで頂くのが店のお薦めです。しかし、私はビーフカツを山葵醤油で頂くという考えは持っていません。
すき焼きのタレで頂くのは斬新で未経験ですので、試してみます。個人的な嗜好によると思いますが、私にはタレが甘過ぎてNGです。肉は脂がのり、口の中に入れるととろけます。肉質はとても良いと思います。しかし、ビーフカツやステーキは柔らかく、かつある程度歯応えがある方が好きです。
備え付けでとんかつソースが2種類あります。『際コーポレーション』の別のブランド『富金豚』特製で辛口と甘口です。
まずは辛口ソースで一切れ。スパイスが効いた美味しいソースです。ビーフカツにも合います。
次は甘口ソースで。これは私には甘過ぎますのでパス。
ソースの瓶に目を戻すと、何やら1種類増えています。
店の方には内緒ですがマイデミグラスソース。持参して来ました。市販のデミグラスソースに少々手を加えたものです。
躊躇わずに一文字にデミグラスソースを引きます。
これですよ、これ!ビーフカツにはデミグラスソースが一番です。
とんかつ専門店ですね。キャベツの千切りがたっぷりと添えられています。
ドレッシングが備えられています。フレンチのようですが固形物も混ざっています。
酸味の強いオニオンドレッシングのようです。なかなか美味。
ごはんは大盛無料・・・私は少な目でお願いしました。
すき焼きのタレの卵黄が残っていましたので、こんなことをやってしまいました。甘目ですが美味しいTKGになりました。
美味しい味噌汁でほのかにしじみの香りがします。
やはりしじみ汁でした。もう少ししじみの味が濃いとより美味しくなると思います。
大根の醤油漬け。山椒の実が入っています。
ちょっと中途半端な味で、醤油を少し垂らすと美味しくなりました。
口の中でとろけるような肉がお好きな方には受けるビーフカツだと思いますが、私にはちょっと物足りない感じです。お店の名誉のために申し添えますが、決して不味い訳ではありません。ただ私の好みからは少し外れるだけです。
ご馳走様でした
東京都中央区日本橋人形町1-5-14
03-6667-0559
月、火、木、金 11:30-15:30 17:00-22:00
土日祝日 11:30-15:30 17:00-21:30
水曜日休み
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。Radioheadの『Creep』です。