番外編~東京都台東区浅草橋・オムライスとカレーとハヤシの夢の饗宴『一新亭』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

 

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都台東区浅草橋の洋食屋『一新亭』です

 

最寄駅は

JR総武線、都営地下鉄浅草線

『浅草橋』

 

JR駅西口から徒歩6分

1906(明治39)年創業

洋食では東京でも屈指の老舗です

 

この辺りには

よく出没していますが

なぜか初めての訪問になります

 

老舗と言っても

肩肘の張った店ではなく

カジュアルでフレンドリーな雰囲気です

 

でも素敵なデザインの天井からは

明治、大正、昭和を生き抜いてきた

老舗の風格を感じることができます

 

メニューはいたってシンプル

名物のオムライスに

ハヤシライスとカレーライスだけ

 

トッピングは

コロッケ、魚フライ、メンチカツ、とんかつ

季節ものでカキフライがあります

 

この日頂いたのは

以前から気になっていた『三色ライス』

味噌汁と白菜の塩もみが付いて税込1350円

 

価格が変動していることもあります

 

『三色ライス』とは

オムライス、カレーライス、ハヤシライスの

夢の合盛りです

 

オムライス

トラディショナルな

日本の洋食そのものです

 

カレーライス

豚肉がごろごろと入り

東京下町の伝統的なビジュアル

 

ハヤシライス

素晴らしい色合いのルーが

たっぷりと掛っています

 

どれも美味しそうで

何から頂こうか迷います

・・・難しい、決められない

 

悩やみに悩みましたが~大袈裟

ここはお店の看板メニューから

ということでオムライス

 

フワトロの今風ではなく

しっかりと焼いた薄い玉子に包まれた

これぞTHE昭和のオムライス

 

ケチャップ味のチキンライスに

追いケチャップで頂きます

これが堪らなく美味しいのです

 

次はカレーライス

小麦粉が多めの昔ながらのルー

理屈抜きで美味です

 

適度なスパイシーさ

インドカレーでも欧風カレーでもなく

下町の洋食屋のカレー

 

最後はハヤシライス

やや甘目のルーがライスによく合います

まさに日本の洋食です

 

せっかく3種類合盛りですので

フュージョンも楽しんでみます

まずはオムカレーから

 

カレールーが

チキンライスに滅茶滅茶合います

美味い以外に言葉がありません

 

オムハヤシ

口に入れる前から

美味いのは分かっていました

 

最後は

禁断のカレーとハヤシのミックス

実はこれが飛んでもなく美味いのです

 

今は豊洲に行ってしまった『中栄』

築地市場内にあったころ

よく通っていました

 

カレーとハヤシの合い掛けが

とても人気だったのですが

常連の裏メニューがありました

 

『十文字』

カレールーとハヤシルーが

クロスしてライスに掛っています

 

中央部分は

カレーとハヤシが一緒に掛っていて

これが信じられない美味しさだったのです

 

素っ気ないビジュアルですが

非常に美味しい味噌汁

洋食屋の味噌汁ってなんで美味しいのでしょう

 

漬物NGの非国民ですが

白菜やキャベツの塩もみは好物

とても美味しく頂きました

 

長年の夢だった『三色ライス』

文句なく美味しかったのですが

お腹一杯になりました

 

ごちそうさまをして外に出ようとすると

額に入った一枚の写真に

目が釘付けになりました

 

私が敬愛してやまない

今は亡き不世出の天才落語家

古今亭志ん朝師匠です

 

お見えになった時に

ご主人が撮影された

素晴らしい写真です

 

ご主人の秋山さんは

洋食屋のシェフの他に

プロの写真家としての顔もお持ちです

 

一新亭

東京都台東区浅草橋3-12-6

03-3851-4029

11:30-14:30

土日祝日休み

 

次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。Spacehogの『In The Meantime』です。