ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、静岡県三島市の『ピカ パウ』です。
最寄駅は、伊豆箱根鉄道駿豆線『三島広小路』。JR新幹線/東海道本線の『三島』駅も徒歩圏にあります。
『三島広小路』駅から徒歩1分、JR『三島』駅から徒歩15分。赤と黄色の派手なテントが目印です。
ちょっと変わった店内。パラグアイにお住まいだった日系人の方がボリビア出身の奥様と営む南米料理店です。
『豚肉のシチュー』、『チキンカツ』など何となく馴染みのある料理がメニューアップされていますが、よく見ると南米風のものです。
カウンターのショーケースではアルゼンチンの郷土料理で具が入ったパン『エンパナーダ』が何種類か売られています。これも美味しそうです。
ビーフカツは、『牛カツ』の名でメニューアップされ、『Milanesa de Carne』とスペイン語が添えられています。直訳すると『肉のミラノ風』。日本でも『ミラノ風カツレツ』という名でシュニッツェルを提供する店がありますが、由来は同じです。イタリア系の移民が南米各地にシュニッツェルを伝え、ミラノの名前が冠されるようになったものです。
『牛カツ~Milanesa de Carne』・・・単品税込1350円。この日はランチにお伺いしましたが、朝に間食をしてしまったため、ライス無しの単品にしました。以下、いわゆる『牛カツ』と区別するため『ミラネッサ』と表記します。
『ミラネッサ』は、これまでに東京などの南米料理店で何度か頂いたことがありますが、美味しいものに当ったことがありません・・・正直言って肉が固かったり、味付けが酷かったりで不味いものばかりでした。この店の『ミラネッサ』も少々心配ではありましたが、後学のためにやって来ました。
ん?なんかこれまでの『ミラネッサ』とはちょっと違います。薄切の肉がミディアムに炒め焼きされているのは変わりありませんが、何となく肉が柔らかそうです。
うっ、うっ、うっ、うっ美味い!塩、胡椒、不明のスパイスで軽く下味が施された肉は、柔らかく美味。シュニッツェルの調理も巧みで、衣はサクサクで油濃さがありません。
部位は分かりませんが、叩いて柔らかくしているようです。
私は普通ビーフカツにレモンは不要なのですが、この『ミラネッサ』には合いそうですので搾りました。
そのままでも十分に美味しいのですが、ケチャップをのせて見ました。これが滅茶滅茶合います。多分この『ミラネッサ』にはデミグラスソースは合わないと思います・・・多分ですが。
レタスで包んでみました。ややあっさりとした味になりこれも美味。
最後の一切れにはケチャップをたっぷり付けて頂きました。わぁ!これでお終いなのですねぇぇぇっ!
初めて経験した美味しい『ミラネッサ』。心の底から感動しました。これよりも少し落ちてもいいですので美味しい『ミラネッサ』を出してくれる店が東京に欲しいです。
ごちそうさまでした
静岡県三島市広小路町4-7
055-976-1156
10:00-21:00
月曜日休み
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都千代田区秋葉原です。