ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。
今日は
東京都足立区北千住の
『柳原千草園』です。
最寄駅は
東武スカイツリーライン『牛田』
または
京成本線『京成関屋』。
この２つの駅は
１０ｍほどの間隔で向かい合っています。
駅から徒歩１０分
住宅街の中に
緑に覆われた一画が現れます。
ＪＲなどの『北千住』駅からも
徒歩２０分位で来られます。
製紙工場跡地を足立区が買い上げ
１９８９（平成元）年に開園した
区立の公園です。
園内は
春の広場、夏の庭、秋・冬の山に分けられ
四季折々の植物が植えられていることから
町名と合わせ『柳原千草園』と命名されました。
中央に池を配し
つづら折れの橋が架かっています。
池の畔には四阿が建ち
区民の憩いの場になっています。
『柳原千草園』は
その名の通り四季の花々も素晴らしいのですが
私がそれ以上に惹かれているのは
園内に置かれた奇石の数々です。
決して名石ではありませんが
趣きのあるものがたくさんあります。
それぞれの石の産地は記されていません。
名前も付けられていません。
一見、無造作に置かれていますが
じっくりと観察すると
作庭者の意図が見えてくるようです。
何ということもない石ですが
陽の当たり具合で
感じが違ってきます。
自然石だと思いますが
まるで小さな手水鉢のような
不思議な形をした石。
『疲れたら一休みしてください』
そう語り掛けているようです。
小さなピラミッド？
この石を選び
こんな置き方をした人は
天才だと思います。
蟹？
舟石のようです。
路傍の石。
設置後に生じたものかどうかは不明ですが
亀裂がなんとも言えません。
お茶に誘われているようです。
何ともダイナミックなお姿。
水面から頭を出したカバ？
古社の手水鉢？
ショートブーツ？
圧巻はこの燈籠
どこから持ってきたのか不明ですが
素晴らしいの一言です。
『柳原千草園』には
これまでに何度も足を運び
その都度順路を変えて
石を巡っています。
ほんの少し順序を変えるだけで
石たちの語るストーリーが
微妙に違ってきます。
柳原千草園
東京都足立区柳原１－２１－２６
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都港区赤坂です。