ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Siouxsie And The Bansheesの『This Wheel's On Fire』です。
Siouxsie And The Bansheesは、1976年にボーカルのSiouxsie Siouxとベース・ギターのSteven Severinを中心にロンドンで結成されたイギリスのロックバンドです。ストレートなポストパンクのバンドとしてスタートしましたが、次第にサイケデリックなサウンドとなり、後期にはSiouxsie Siouxのボーカルを前面に出したポップなサウンドになります。なお、短期間ですがThe Sex PistolsのベーシストSid Vicious (1957.05.10-1979.02.02)がドラムスで参加していたことがあります。
1978年8月にデビューシングル『Hong Kong Garden』をリリースし、全英ヒットチャートで最高7位にランクされますが、アメリカではチャートインしませんでした。同年11月にはファーストアルバム『The Scream』を発表し、全英アルバムチャートで最高12位にランクされます。
その後も1~2年ごとにアルバムをリリースし、イギリスでは人気バンドになりますが、アメリカでは商業的には成功しないまま、1996年に解散しました。
『This Wheel's On Fire』は、1987年にリリースされた8枚目のスタジオ録音アルバム『Through The Looking Glass』からのファースト・シングルで、全英ヒットチャートの最高14位にランクされました。原曲は、Bob DylanとThe BandのRick Dankoが作詞作曲したもので、多くのアーティストによりカバーされています。
こちらは、1968年にイギリスの女性シンガーJulie DriscollがイギリスのジャズロックバンドBrian Auger And The Trinityとともに録音したバージョンで、イギリスのヒットチャートで最高5位にランクされました。
こちらは音源だけですが、アメリカのフォークロックバンドThe Byrdsが1969年にリリースした7枚目のスタジオ録音アルバム『Dr. Byrds & Mr. Hyde』に収録したバージョンで、シングルカットはされていません。
こちらも音源だけですが、Bob Dylanによるオリジナルバージョンです。1967年にウッドストックのBob Dylanの自宅でまだThe Hawksと名乗っていたThe Bandとのセッションでレコーディングされたもので、海賊盤としては出回っていましたが、正規には1975年に『The Basement Tapes』のタイトルでリリースされたアルバムに収録されました。シングルカットはされていません。
次回は、明日5月29日(月)にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、東京都墨田区押上の『天祖神社』をテーマにします。