ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都中央区銀座のラーメン店『三吉』です。
最寄駅は
JR各線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線
新交通ゆりかもめの『新橋』
駅から徒歩5分
『銀座ナイン2号館』の
地下にあります
1975(昭和50)年創業
銀座のミラクルと呼べる
良心的なラーメン店です
カウンタ―9席のみの
とてもコンパクトな店を
御夫婦で切り盛りされています
各種ラーメン、炒飯、カレーライス、餃子
セットメニューもバリエーションがあり
どれもリーズナブルな価格です
人気が高いのは
税込300円のラーメン
銀座でこの価格信じられますか
私が知る限りでは
10年以上前から値上していません
凄いとしか言いようがありません
価格が変動していることもあります
私がいつも頂くのは
ラーメンと餃子3個のセット
これでたったの税込500円
300円のラーメン
トッピングはチャーシューとメンマだけですが
手抜きは一切ありません
自家製の細麺はちょっと変わっていて
数珠繋ぎのような形をしています
これがいい食感なのです
スープは
昔ながらの鶏ガラ醤油味
ホッとする味です
やや柔らか目の茹で上がり
普通の縮れ麺よりもスープによく絡み
拍手したくなる美味しさです
適量の胡椒を振り掛けます
シンプルな味わいにアクセントが付き
さらに美味しさが増します
薄切りのチャーシュー
300円ですので無問題
味はとても良いです
メンマ
このノスタルジックなラーメンには
『シナチク』と言った方が相応しそうです
余談
シナチクは
かつてラーメンが『支那そば』と呼ばれていた頃
その上にのった麻竹の加工品は
支那(中国)の竹という意味合いで
『シナチク』と呼ばれるようになりました。
しかし
『支那』という言葉が
中国を侮蔑するものであったことから
中国政府などからの抗議もあり
『支那そば』は『中華そば』や『ラーメン』と
呼び方が変化しました。
シナチクはどうなったのでしょう
だれが言い出したかは不明ですが
『麺の上にのった麻竹』を略して
『メンマ』となりました。
閑話休題
餃子は3個で200円
400円で6個にすることもできます
こちらも手抜きのない美味さ
いつも思うのですが
日本の一等地銀座で美味しいラーメン
何故この安さを維持できるのでしょう
御主人の
並々ならぬ努力の賜物と思います
頭が下がります
ごちそうさまでした
東京都中央区銀座8-7
銀座ナイン2号館地下1階
03-3571-1525
11:30-13:30 17:00-19:00
土日祝日休み
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都23区内某所です。