ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、東京都中央区日本橋室町の『串亭 日本橋三越前』です。
最寄駅は、東京メトロ銀座線/半蔵門線の『三越前前』。
地下で駅と直結する『コレド室町1』の4階レストラン街にあります。
2010(平成22)年にオープンした串揚げの店です。
ゆったりとしたカウンタ―席とテーブル席、落ち付いて食事ができます。個室もあるようです。
ディナータイムは、串揚げの『おまかせ』か『おきまり』になりますが、ランチには『お昼御膳』が4種類、いずれも税込1200円で用意されています。
価格が変動していることもあります。
私が頂いたのは、もちろん『牛カツと季節野菜のフライ御膳』。サラダ、小鉢、味噌汁、ご飯が付いています。
メインプレイトは、牛カツ(個人的にはビーフカツと呼びたいので、以下そのように記します)に季節の野菜フライ。
この日の野菜は、スナップエンドウ、新玉葱、筍でした。
ビーフカツは、赤身40g程度×2をほぼレアに揚げたものが半切にされています。
おろしポン酢が添えられています。山葵がのっているのに少々違和感を感じます。醤油やポン酢はビーフカツに合わないと思っていますので、取り敢えずパスします。
別にソース2種類とピンクソルトが添えられています。左から酢味噌、塩、とんかつソース。
色合いはとてもいいのですが、『牛カツ』というと芯が冷たいのではないかと心配になります。こちらのは如何でしょう?
まずは、一番無難なところでとんかつソースで頂きます。肉がジューシーで柔らかくとても美味です。心配していた芯もちゃんと温かくなっています。串揚げ屋ですので衣が少々厚目ですが、サクサクで肉との一体感もあり秀逸です。
二切れ目は酢味噌で。ビーフカツに酢味噌は初めての体験です。恐る恐るでしたが、何とこれが意外に合います。とんかつソースでも酢味噌でもとても美味しいのですが、ビーフカツとなるとやはりあれが恋しくなります。
カバンの中を見ると、何と今日も入っていました。マイデミグラスソース・・・ブルドッグの市販品ですが。
三切れ目は、マイデミグラスソースで。店の方には失礼であることを重々承知しておりますが、ビーフカツにはこれが一番合います。とても美味しいビーフカツをさらに美味しく頂きました。
最後の一切れもデミグラスソースで半分頂きましたが、ふとおろしポン酢が気になり残り半分で頂いてみました。これはやらない方が良かったです。予想できたのにやってしまう愚か者。
スナップエンドウは、おろしポン酢で頂きました。これは合います。スナップエンドウの甘さとポン酢の酸味が抜群の相性です。
筍もおろしポン酢で・・・これもいいです。よく考えてみると筍の天麩羅をこの時期に頂くことはありますが、フライは初めてです。天麩羅とは別の味わいでとても素晴らしいです。
新玉葱は、ピンクソルトで頂きました。予想通りの美味しさです。
サラダはキャベツの千切りと水菜。甘さと酸味のバランスが絶妙な和風胡麻ドレッシングが掛かっています。
この日の小鉢はキンピラごぼう。やや甘目ですがとても良い味付けです。単品でメニューアップされていれば追加するクオリティです。
味噌汁の具は麩。何となく懐かしい感じがします。
ご飯には小魚が入った佃煮風のふりかけが掛かっています。美味しいご飯がさらに美味しくなります。量が少なく見えますが、味噌汁とご飯はお替り自由です・・・私には十分ですが。
『牛カツ』ということで心配はありましたが、杞憂でした。七輪で焼くどこぞの牛カツ専門店とは違い、芯まで温かい美味しいビーフカツでした。さらに私にとって嬉しかったことは、お新香が付いていないことです・・・一般的にはマイナス評価の要因になるのでしょうが。
ご馳走様でした。
東京都中央区日本橋室町2-2-1
コレド室町1 4階
03-3548-8611
月~金 11:00-14:30 17:00-23:00
土日 11:00-14:30 17:00-22:00
不定休(コレド室町1に準ずる)
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。Daryl Hall & John Oatesの『You've Lost That Lovin' Feeling』です。