ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Lady Antebellumの『Just A Kiss』です。
Lady Antebellumは、２００６年にCharles Kelly、Dave Haywood、Hillary Scottの３人がテネシー州ナッシュビルで結成したアメリカのカントリーミュージックグループです。
２００８年にデビューアルバム『Lady Antebellum』をリリースし、全米アルバムチャートで最高４位、カントリーアルバムチャートでトップにランクされます。２０１０年のセカンドアルバム『Need You Now』、２０１１年のサードアルバム『Own The Night』、２０１３年の４枚目のアルバム『Golden』はいずれも全米アルバムチャート、カントリーアルバムチャートのトップを飾ります。
バンド名に含まれる『antebellum』は、ラテン語の『ante』（＝before）と『bellum』（＝war）の合成語で『戦争前の』という意味になります。アメリカでは一般的に『南北戦争以前の』という意味で使われることが多く、奴隷制度の維持を目指した南部の文化を懐かしむと解釈されることもあります。Lady Antebellumは、テネシー州にあるAntebellum Homeという南部風の古民家に感銘を受けバンド名に取り入れましたが、２０２０年５月にミネソタ州ミネアポリスで黒人男性George Floyd氏が警官に殺害されたことをきっかけとして全米に拡がった人種差別への抗議デモを受け、同年６月にバンド名を『Lady A』に改称しました。
『Just A Kiss』は、サードアルバム『Own The Night』からのリードシングルで、全米ヒットチャートで最高７位、カントリーチャートでトップにランクされています。C&Ｗテイストはあまりなくポップな感じの名曲です。
次回は、明日３月３日（金）にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、滋賀県彦根市の『埋木舎』をテーマにします。