ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都港区新橋の『キッチン岡田』です。
最寄駅は
都営地下鉄三田線
『内幸町』
駅から徒歩３分
ビル１階の奥まったところにあるので
通り過ぎてしまいそうです
奥の突き当りが入口
飲食店感が希薄過ぎますので
初めての方は入るのを躊躇われるかも
入口の脇にメニューが貼られています
単品の定食は税込５００円
盛合せと日替りは同６５０円の安さ
価格が変動していることもあります
日替り定食は￥６５０（予定）となっています
２０年以上通っていますが
『予定』が変わったことは一度もありません
L 字型のカウンター席のみで
お年を召したご主人のワンマンオペ
料理が出るまでに時間が掛かることもあります
私がお伺いするのは主に火曜日
メンチカツとビーフシチュー盛合せの
日替り定食がお目当てです
スープとライスが付いて税込６５０
東京のど真ん中でこの安さ信じられますか・・・
しかも私の記憶では１０年間変わっていません
それどころか
１５年ほど前は７００円でしたので
値下げしたことになります
まずはメンチカツから
粗目のパン粉を纏い
綺麗に揚げられています
豚の挽肉というよりは
刻んで細かくした肉
この食感が堪らないのです
下味が軽く付いていますが
中濃ソースを掛けて頂きます
２０年来いつ来ても変わらない美味しさ
プレスハムの小片にケチャップ
こんなの要らないんじゃない
そう思われるかもしれませんが・・・
侮れません
ノスタルジックな味で
いい箸休めになるのです
キャベツの千切りとサラダには
おろした玉葱をベースにしたドレッシング
これが滅茶苦茶美味しいのです
色艶のいいライス
やや硬めの炊き上がりで
メンチカツによく合います
ビーフシチューは
一般的なものとは少し異なり
汁気が多めになっています
デミグラスソースではなく
とても美味なスープストックの
トマトスープで煮込まれています
安いからと言って手抜きはありません
トロトロに煮込まれた牛肉のブロックが４～５片
トマトスープが絡み超美味
ライスはスプーンにのせ
スープカレーのように頂きます
あまりの美味さに思わずニヤけます
ゴロンとしたジャガイモと人参
それぞれの甘みが
シチューにアクセントを付けています
絶妙なバランスで煮込まれた玉子
カイワレ大根と絡んで超美味
これもライスに合うのです
スープは濃い味のコンソメ
玉葱スライスの味が移り
文句なしの美味しさです
後継者がいらっしゃらないようですので
先行きが少々不安ですが
１日でも長く続いて欲しい店です
ごちそうさまでした
東京都港区西新橋２－６－１
０３－３５０８－７７５９
11:00-14:00 17:00-19:00
土日祝日休み
次回は、本日１５時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、Tommy Tutoneの『867-5309/Jenny』です。