MUSIC編~Procol Harum『A Whiter Shade Of pale』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ライビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、今年の元旦にこのシリーズをスタートしました。

 

今日は、Procol Harumの『A Whiter Shade Of Pale』です。

 

 

Procol Harumは、1967年に英国エセックス州でキーボード奏者のGary Brooker(1945.05.29-2022.02.19)を中心に結成されたイギリスのロックバンドです。同年にデビューアルバム『Procol Harum』をリリースし、全米アルバチャートで最高位47位を記録しましたが、本国イギリスではチャートインしませんでした。

 

1977年にバンドは解散しますが、1991に再結成され、2017年までに計12枚のスタジオ録音アルバムと10枚のライブアルバムをリリースします。しかし、今年2月にGary Brookerが癌で亡くなったことから、バンドの活動に事実上の終止符が打たれました。

 

A Whiter Shade Of Pale』は、デビューアルバム『Procol Harum』がリリースされる5か月前に発売されたシングルで、イギリスのオリジナルアルバムには収録されていませんが、アメリカ盤には追加収録されています。Johann Sebastian Bachの『The Air On The G String(G線上のアリア)』を彷彿とさせるGary Brookerのオルガンで始まる美しいこの曲は、全英ヒットチャートでトップ、全米ヒットチャートで最高位5位を記録するなど世界的な大ヒットになりました。日本では『青い影』の邦題で発売されましたが、オリコンのチャートでは47位までしか上りませんでした。

 

この曲以外は、総じてシングル、アルバムともにヒットチャートとは縁の遠いバンドでしたが、他のバンドとは一線を画した独特な作風は、結成から半世紀近く経過した今でも高く評価されています。

 

 

こちらは、Annie Lenoxによるカバー。Eurythmics解散後、1995年にリリースした2枚目のソロアルバム『Medusa』からの2枚目のシングルカット。本国イギリスのヒットチャートでは最高位16位を記録しましたが、アメリカではチャートインしませんでした。

 

次回は、明日9月18日(日)。ビーフカツに戻ります。東京都葛飾区亀有の『肉のごちそう やまと』です。