ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。
今日は、Clannadの『Theme From Harry's Game』です。
Clannadは、1970年に Ciarán、Pól、MoyaのBrennan兄妹と彼らの叔父のNoelとPádraig Dugganが結成したアイルランドのバンドで、フォーク、フォークロック、アイリッシュトラッド、ニューエイジミュージックなど幅広いジャンルで現在も活躍しています。因みにアイルランドの歌姫EnyaはBrennan兄妹の妹で、一時期Clannadにも在籍していました。
1973年にアルバム『Clannad』でデビューし、一定の層からは支持されますが、商業的な成功には程遠いものでした。その後2013年までに16枚のスタジオ録音アルバムをリリースし、イギリスでは1983年にリリースした6枚目のスタジオ録音アルバム『Magical Ring』以降はアルバムチャートのトップ30にランクされるものも多く、安定した人気を得ていますが、全世界的に見るとマイナーな存在です。
『Theme From Harry's Theme』は、北アイルランド紛争をテーマにしたイギリスのTV番組『Harry's Game』の主題歌として制作されたもので、1982年のシングルとしてリリースされ全英ヒットチャートで最高位5位、アイルランドのチャートで同2位を記録し、彼ら最大のヒット曲となりました。2分30秒ほどの短い曲ですが、Moya Brennanの澄んだ美しい声が印象的なもの悲しい曲です。1992年にはHarrison Ford主演のアメリカ映画『Patriot Games』の挿入歌としても使われ、2005年には日本でトヨタのレクサスのCMでもBGMとして流れました・・・歌詞の内容を無視した選曲でしたが。
次回は、明日8月31日(水)にビーフカツ(回顧録)。神奈川県横浜市磯子区の『センターグリル洋光台店』です。