ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。
今日は、Chris Reaの『I Can Hear Your Heartbeat』です。
Chris Reaは、1951年生まれのイギリスのシンガーソングライターです。
1978年にデビューアルバム『Whatever Happened To Benny Santini?』をリリースし、全米アルバムチャートでは最高位49位にランクインしますが、本国イギリスではチャートインしませんでした。同アルバムからシングルカットされた『Fool』は全米ヒットチャートで最高位12位、イギリスのヒットチャートでは同30位を記録しました。
その後、ほぼ毎年アルバムを発表しますが、商業的な成功は見られませんでした。そんな彼が注目され始めたのは、1985年にリリースされた7枚目のスタジオ録音アルバム『Shamrock Diaries』で全英アルバムチャートで最高位15位になりました。
1989年にリリースした10枚目のアルバム『The Road To Hell』と翌90年の11枚目のアルバム『Auberge』はともに全英アルバムチャートのトップを飾り、その後も順調に音楽活動を続けています。しかし、アメリカでの人気は今一つで、デビューアルバム以外で全米のアルバムチャートにランクインしたのは『The Road To Hell』と『Auberge』だけで、それも100位内に入ることはありませんでした。
『I Can Hear Your Heartbeat』は、1983年にリリースされた5枚目のアルバム『Water Sign』からのシングルカットで、全英ヒットチャートで60位止まりでした。哀愁をおびたメロディとChris Reaのハスキーな声が印象的な曲で、ファンの間ではいまだに根強い人気があります。
こちらは、アメリカのカントリーロックバンドPocoのメンバーだったPaul Cottonが、1990年にリリースした初めてのソロアルバム『Changing Horses』でカバーしたバージョンの音源です。記憶が定かではありませんがシングルカットはされていない筈です。なお、Paul Cottonは、昨年7月に亡くなっています。享年78歳。
次回は、明日6月20日(月)にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、東京都江東区西大島の『横十間川親水公園水上アスレチック』をテーマにします。