ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。
今日は、Secret Gardenの『You Raise Me Up』です。
Secret Gardenは、ノルウェイ出身のピアニストで作曲家のRolf Løvlandとアイルランド出身のバイオリニストFionnuala Sherryの二人で構成される癒し系音楽のグループです。1995年の『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』で『Nocturne』がグランプリに輝いたことを契機に、翌1996年に『Song From Secret Garden』でメジャーデビューを果たしました。
『You Raise Me Up』は、2002年にリリースされた4枚目のアルバム『Once In A Red Moon』に収録された曲で、ボーカルにアイルランド出身の男性歌手Brian Kennedyとオーストラリア出身の女性歌手Tracey Campbell-Nationを迎えたバージョンがイギリスでシングルカットされましたが、ヒットには至りませんでした。しかし、美しいメロディが多くのミュージシャンに注目され、100以上のカバーバージョンがリリースされています。Secret Garden自身もこの曲を彼らの代表作と位置づけ、コンサートでは必ず演奏しています。
日本では、2006年のトリノ・オリンピックでフィギュアスケートの金メダリスト荒川静香選手がエキシビションに使用したことで、大ブレイクしました。
Brian Kennedyは、2002年のSecret Gardenのアジア・ツアーにも同行する予定でしたが、レコード会社との契約上の問題で不可能となり、別のボーカリストが参加しました。こちらのMVは上海で行われたコンサートの模様で、ノルウェイ出身の男性歌手Espen Grjotheim がTracey Campbell-Nationとデュエットしています。こちらのMVの間奏部分ではイーリアン・パイプではなくFionnuala Sherryがバイオリンを弾いています。
こちらは、アイルランドのボーカルグループWestlifeが2005年にリリースした6枚目のアルバム『Face To Face』からのシングルカットで、イギリスとアイルランドのヒットチャートでトップになりましたが、アメリカではヒットに至りませんでした。彼らのバージョンの間奏ではイーリアン・パイプがフィーチャーされています。
次回は、明日4月7日(木)に番外編。東京都中央区日本橋人形町の『ビストロ周』をテーマにします。